今日は日刊ゲンダイを買おうと思った。いったい選挙結果についてどんなパカ・チョン流の屁理屈をこねるか興味があった。
ところが駅のスタンドで見ると一面トップの見出しが「堀内中畑落選」と嬉しそうに書いてある。これじゃばかばかしくて１３０円払う気がしない。だから買わなかった。
いつも小学生みたいにへたくそな日本語で一面、二面にびっしりともっともらしいゴタクを並べているオピニオン・タブロイド紙が泣くよ。
風俗とパチンコの三国人産業の広告記事しかないタブロイドだからしょうがないのかな。
テレビのキャスターや評論屋で衆参ねじれを心配するＰＡＫＡがいる。ねじれが有効に働くように二院制になっているんだろうが。
国民の代表たる「選良」が良識を持って折り合いをつけることでチェック・アンド・バランスが働くようにしてあるんじゃないの。
ねじれを心配する馬鹿があるか。
小沢一郎という男がねじれを逆手にとって暴虐非道な国会戦術を取ったトラウマがあるのだろうが、あれは例外だよ。選挙で政権を取ったヒットラーがそれを笠に着て国政を壟断したのと比較できる。党利党略しかない男だからだ。
それで昨年の衆議院選挙では国民が小沢の参議院多数悪用を批判して衆議院で鉄槌を下すのかと思って投票にも行かなかった。
ところがどうだ。あの多数を与えた。国民は馬鹿だ。これが正しい見方だろう。少し厳しすぎるかな。ま、あんなに自信ありげなら衆議院でも多数を与えるからやってみな、と国民は言ったのかもしれない。
ところが開けてびっくり玉手箱。無能、無責任、破廉恥、犯罪行為の連続だ。あきれ返って参議院で国民の一部は考えなおした。まだ国民の反省が足りないのは前号で述べたとおり。民主党の議席を３０以下にすれば国民をほめてもよかった。