東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

週刊ポストの電波行政批判記事(承前)

2010-07-26 21:03:50 | 社会・経済

さて、トンボつり、今日はどこまで行ったやら、千代女だったかな。

続きだが、どこまで話したっけ。

テレビは当局の許認可制だという話だった。それはしょうがないが、テレビ業界と言うのは53年体制がまだ続いているんだぜ。政界でさえ55年体制はチェンジしたのにあんまりといえばあんまりだ。

免許は建前では一年か二年期限だが、能もなく無期限自動延長だ。行政の怠慢もはなはだしい。必ず出る業界からの言い訳がテレビは施設に莫大な投資が必要で長期間でなければもとを取れないという主張だ。

それをハイハイと聞いてきた郵政省、総務省の役人の罪は重い。確かに施設の維持運営には膨大な金がかかる。だからそれは10年免許くらいならいい。いずれにせよ60年近く自動延長は逆立ちしても認められない。

ソフト面、つまり番組制作、報道部門だかこれは免許期間を半年にしろ、というのがオイラの主張であった。そうして出来れば放映時間は一日8時間までとする。そうすると一つの施設で3チャンネル出来る。

3局*12チャンネル*2(年二回入れ替え)で大幅に新規局の参入機会が増える。自由化の流れだ。しかも1953年以降この方式でいけば(3*12*2)*57年(2010-1953)で4104社の参入機会を逃していたことになる。

その中で淘汰されるものもあるからおのずから自由競争を経てしかるべき姿に落ち着く。

原口君、君はテレビに出るとうれしくてしょうがないらしい。およびがかかると二つ返事で出演するらしい。聞かれたことだけ答えずに、これだけは言わせてくださいと手をあげなさい。テレビからお呼びがかからなくなるから怖くて言えないのかね。君は電波芸者なのか。男芸者なのか。電波行政の担当者としてはもっとも不適切である。

あの顔を見ると目のあたり、唇のあたりはホモっぽく見えるがね。

& もちろん、NHKは放送法の規定により解散しなければならない。これも当ブログで再三懇切丁寧に説明してきたとおり。

 こんな案は「自由化キチガイ」の自民党竹中平蔵も思いつかなかったんだから民主党を見直したぜ、と言いたいところだが、重点は前回触れた一のテレビと新聞の系列分離だろうね。

そうして目的はマスコミを支配して言論の独立自由を奪い、独裁政治を敷こうという小沢路線実現のためだろうから最初から不純な動機だったのだろう。


小沢一郎は週刊ポストからまだ手を抜いていない?

2010-07-26 20:09:08 | 社会・経済

週刊ポストに小沢の魔手が伸びたと判定したのは90年代のことだった。新進党か自由党のころだったか。

それまで週刊ポストには一位をつけていたのだが、それを期につまらなくなった。最近もどちらかと言うと民主党にシンパシーを持っているような印象だ。新聞広告の見出しだけしか見ないが。

今日売り出しの記事でちょっと目を引いたのがあったので内容を確認のために久しぶりに買った。記事のタイトルはばかに長い。

* 国民資産二兆四千億円の電波帯を「不法占拠」する「メディア財閥」を解体せよ * というもの。ずいぶんと息んだものだ。

民主党が今国会に電波法の改正を出していたそうだが廃案になったそうだ。その内容なんだが全然報道されていないのではじめて知った。

ポイントは二つあるらしい。新聞とテレビの企業連合はいかんということらしい。これはばかばかしい考えで無理筋だ。ま、子供の考えに類する。

もうひとつのポイントはもし本ブログの解釈が正しければ過去のこのブログで再三提案してきたことなので民主党も感心なことを提案したものだ、ということだ。

内容だが、記事によると放送施設と番組制作を別会社、別産業にするという案らしい。それならオイラの提案と同じだ。ほめてとらすぞ。

近代的サービス業でもっとも歴史があり、すなわち産業としての発展段階がもっとも進んでいるのは海運業である。おいらはその海運業を見習えといっておる。

海運業では船主、運航会社(普通船会社というのはこれ)、荷主からなる。つまり施設のオーナーたる船主(ハード)と営業会社(ソフト)は分かれている。営業サイドはさらに船会社、代理店、などに分かれる。

なぜこんなことをいうかというと放送は、電波という極めて限られた資源を使うためにどうしても免許事業となる。

おや、長くなった。コマーシャルじゃなかった、以下次号


みのもんたに政治ネタを扱う資格なし

2010-07-26 06:26:27 | 社会・経済

土用のうしの日だと「みのもんた」はうれしくてしょうがない。「池之端のイズエイ」と連呼出来るからね。宣伝するならコマーシャルをとってやれ > TBSプロデューサーくん。

民放といえども総務省の認可を得た国民の貴重な電波資源だよ。この行為だけでみのもんたはTBS場所は出場停止だ。

しかも彼は二十年以上もむかしから機会を見つけては放送の合間に「伊豆栄」をいやらしく挿入していた。確信犯的、意図的な行為だ。

番組では巣鴨のうなぎ屋を取材していた。これは店名を言っていた。取材でするならいい。すくなくとも表面上は視聴者もクレームはつけられない。なぜ、絶好の機会なのに、TBSには相当の発言力のあるみのもんたがイズエイの取材を提案しないのか。

提案できないのはヤクザ企業だからではないか。みのもんたが売れない漫才師時代に興行でお世話になった「そのすじの関係者」、あるいは「関係者の関係者」だったからだろう。

漫才師とヤクザの切っても切れない関係は大相撲どころではないからね。場末の寄席にいくとよくわかる。

そういえば、みのもんたは赤坂か六本木のいかがわしいスポットの店名をさりげなく入れることもある(コマーシャルでもなく取材でもなく)。しかしなんといっても目立つのはイズエイだ。

& すみやかに謝罪釈明会見を開き、謹慎すべきだろう。タケシをはじめ寄席芸人上がりの先輩、同僚のイメージを著しく君はいやしめているのだよ。

他の芸人上がりのテレビタレントが同様の破廉恥、違法な行動をしているのは観たことがない。

&& 義理人情はやくざと芸人の世界の「美風」(黴風かな)だとしてもだね、みのもんたの収入は莫大なものだろう。恩があるなら個人的に援助してやればいい。公共の電波を使ってみみっちいことをするな。

これは国会の総務委員会へ「みのもんた」を証人喚問すべき事案かもしれない。

&&& これを見逃すTBSのプロデューサーも問題だが、この番組にはTBSのアナウンサーあがりもコメンテーターとして出ていた。こいつも同罪というべきだな。