東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

すが直人売名内閣

2011-01-25 07:58:12 | 社会・経済

民主党の幹部はすべて売名我欲のかたまりである。鳩山、小沢、あれは何と言ったか、いま外務大臣の、、前原、それにすが直人。

今回はすが直人のことを。この人物は実力がないことを自覚しているからか、あるいはどうせ長くないと判断しているからか、実績が残せなければ名前を残したいという「遠大」な目的のもとに発言、パーフォーマンスをしている。

昨年の八月十五日だったか、村山談話を上回る(悪いほうに)首相談話を東アジアの悪友たちに向けて発出した。狙いはあきらかである。今後東アジアの悪友は政権が変わるたびに「すが談話」の踏襲を踏み絵として求めてくる(村山談話への言及は消えてなくなるだろう)。そのたびに悪友たちの善友としてすが直人の名前が出てくる。

さて、今回の消費税増税やTPP(だっけ?)提案、これも自分の政権が長くないと判断して(そのくらいの知力はすがにもある)、また、自分たちが野党になったときに、自民党が消費税問題を扱う時にあれは俺が最初にいったんだと威張り散らすつもりの布石である。

政治家の売名我欲は国を危うくする。自民党時代にもあった。今の日本に残っているテーマでめぼしいのは(将来政治家として名前が残せそうなのは)、北方領土問題解決と拉致問題解決である。はっきり言えばこの二つは武力でしか解決しない。

自民党時代にも、これらの問題をもてあそんだ政治家は多い。その99パーセントはこれらの問題を解決した政治家として将来再三名前が出ていることを期待しているからである。したがって、この問題が動き出しそうになった時には、要注意である。

売名我欲政治家は日本の実質的利益を損なっても、問題を解決したという美なる虚名を歴史上で獲得するために売国行為を行う可能性が強いからだ。民主党の場合は悪党政治家の行為にいざとなると自民党と違い、歯止めがかからない。厳重な監視が必要である。

小沢一郎一派の居直り、開き直りがまかり通ることがその実例である。