東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

カイロ・ローコスト・ツアーの悲喜劇

2011-01-31 06:51:06 | 社会・経済

今日の株価が楽しみだが、個人的なことをおいておいて、

民主党のバカ政府がチャーター機を派遣するといっている。とんでもないことだ。

近頃LCC(ローコスト・キャリアー)なんてさかしらなことを回らぬ舌で言うマスコミがある。ローコスト=ハイリスク・キャリアーというのが正式名称である。

カイロ空港はまだ閉鎖されていないようだ。エジプト航空が飛ばないだけらしい。エジプト航空の格安航空券を持った観光客が立ち往生しているのは、他の航空会社がバカ安の航空券の乗客を振り替え輸送で受け付けないからだろう。商売としてはあたりまえだ。こういうリスクは最初から承知して格安航空券は買わなければいけない。

革命前夜の雰囲気で、外国へ脱出しようとする乗客は急増しているだろう。座席に余裕があっても格安航空券は当該航空会社のみしか使えない。高い金を払う乗客を押しのけて、引き受ける航空会社などない。

世界には危険がいっぱいである。格安航空券を買う人たちの年齢は高いようだ。おじさん、おばさんというより、おじいいさん、おばあさんが多いようだ。持病のある人も多いだろう。

普段から彼らが無考えに海外に出かけていくのをあきれて見ていたが、これからもこういうケースは増えるだろう。

政府は金融商品の時でも、顧客の自己責任なんて偉そうなことを言う。それなら格安航空券で立ち往生した観光客にも自己責任を説教すべきだろう。あいかわらず韓国に行く観光客が多いようだが、悪い前例を作らないようにしてもらいたい。