日航(グループ)はたしか年商一兆円をを超えます。八百屋を経営出来ない感覚で三日も経営できますか。経理技術は並みでしょう。並みと言うのは大手の商社並みの技術も人材もいるはずです。
最近、闇の経済の規模も国によっては表のGDPと同じ国もあります。日本のそういう経済もそんじょそこらの中小国家の規模よりかは大きいでしょう。彼らも技術もシステムも持っています。人材も豊富です。企業舎弟なんていいましてね、大企業並みですよ。
アメリカで言えばマフィアの運営なんて先端的ですよ。そういうところが違うのはクリーンでオープンで、株式を公開していて、株主の利益が第一に優先される公正な運営がなされていないことにあります。
閉鎖的で不法で一部の徒党、親分たちの利益のためにすべて操作されていることです。先端的な経理技術、脱税技術、コンピュータ技術、法律技術を駆使してね。だから会社が赤字になっても、計画倒産してもへいちゃらなんですよ。
日航の問題も同じです。一部の徒党(御用組合を作って最初は会社の労務政策に協力して、その後プロパーの経営陣を追い出して会社を私物化した)の利益のためにむしろあらゆる先端技術を利用していることです。子会社を作って会社の金を不法にそういう連中の懐にいれたりする手口は映画「沈まぬ太陽」にもちょこっと出てきます。あれはほんの一例にすぎません。
子会社を量産したり、コングロマリット化したり、取引会社と癒着したり。こういう問題を稲増さんは調べましたか。
為替予約なんてのも、あれは無知でやったように見せかけていますが、その実本当の実行者はきれいに絵図を書いているのです。
稲増さんはこれらの問題に気が付いているのですか。それとも任命された時に前原あたりからシナリオを言い渡されているのですか。政界との癒着は自民党の専売特許ではありません。
民主党には小澤ほか自民党からの連中も多い、民社党も体質的には同じです。社会党系も55年体制では名高き国会対策連中は同じ穴のむじなと考えてよろしい。
八百屋の経理感覚なんていう漫才ネタで国民をだませると思っているのですか。これは誰が書いたシナリオですか。稲増さんですか。それとも日航に巣くう悪の一味の建言ですか。
稲増さん、しっかりしてください。