稲増さん、あなたは本当に日航の経理の基礎資料をチェックしたと自信をもって言えますか。
あなたは経理の専門家として、京セラから何人占領軍を日航に連れてきましたか。
昨日の日本テレビで放送された映画「沈まぬ太陽」の国見会長のモデルは鐘紡の元会長伊藤淳二氏ですが、かれは鐘紡から一人も占領軍幕僚を連れずに日航に天下った。自信と言うよりも不見識、うかつの極みというべきだった。
だから見事に日航の悪たちに撃退された。映画では関連会社のホテル経営を断罪したことになっているが、実際はこの問題には手をつけられなかった。仰天常務は東京地検に逮捕されたが実際には一人の逮捕者も出ていない。伊藤氏の完敗でした。
日航の規模のような会社の経理を生帳簿からさかのぼって徹底的にチェックするには多数の優秀な経理マンが必要です。鐘紡の伊藤氏にせよ、京セラのあなたにせよ、自分の会社の業務からそんな莫大なリソースを投入することは無理でしょう。
それならそれで、自分のやることには慎重を期し、いうことにはもっと誠実にしてほしい。
日航の悪に「生の経理資料を出せ」といっても二重帳簿を作られたらわかりませんよ。
自信をもって、ダブルチェックをしたとか、眼光紙背に達したと誓えますか。
去年ですか、京都で小沢一郎、菅直人あらため鳩山由紀夫(注)、前原誠司などと料亭で会食したそうです。なかなか日航問題は大変だと辞意を漏らして彼らに慰留されたと報道されましたが、本当はどういう談合をしたのですか。
注;鳩山だったね、スガじゃ話がつながらないね。