東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

レスリング五輪から外れる?

2013-02-15 07:48:47 | 社会・経済
テコンドーが残ってレスリングが外れるなんて漫画そのものだ。だれも予想していなかっただろう。

テレビなんか見ているとロビー活動が足りなかったなんていっている。レスリングの有力国は日本だけではないだろうが、日本も当然IOCなどで常々発言力を維持して行くように努力をしなければいけなかっただろう。

大体、世界のなんて言うの、レスリング連盟での日本の発言力はどうなの。まずそこで発言力を持っていなければならないが、相応の力はあったのかね。知識は無いがほとんど無かったのではないか。

テコンドーが残ったのは例によって賄賂攻勢だろう。後進国の理事は何時でも黄金にメロメロだからね。

しかし、韓国のように汚い手を使わなくても、影響力を行使できるはずだ。FIFAでも、国連でも日本は実力に見合った発言力が無い。これは国民性に問題があるからだろう。

外交とか外国との交渉力というのは独特の才能だが、日本ではこういう人たちを育て、バックアップする風土が無い。

外交交渉に注力すると、国内の有象無象の「関係者」から根回しが足りない、と脚を引っ張られる。後ろから引き摺り下ろされる。

これも程度問題だろうし、どこの国でもあることだが、日本ではひどすぎる。

明治時代の日本は有る程度、世界で渡り合って行けたが、今の日本とどこが違ったのかな。

一つの手は代理人を使うことだ。政治家の古手だとか、有力な広告代理店などを現地で傭う。かってはアメリカに日本のロビイストがいてそれなりの効果があったが、いまはどうなのかな。

勿論、IOCの問題も根深い。オリンピックも解体すべき時期かもしれない。こう低級漫画を見せられ続けてはかなわんぜ。