東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

早稲田も終わりだな

2014-07-18 20:20:16 | 国際・政治
小保方晴子のことは散々書き散らかしてきて、今更書きたいとも思わないが、昨日の早大調査委員会の博士論文問題なしという結論には驚いた。

重大な不正が多数あるといい、審査が不十分といいながら、学位剥奪の理由はないと強弁するとは呆れた。

博士論文には下書きを間違って出した、という彼女の言い分を認めて、だからどうだというのか、間違って出さなかった方には不正が無かったというのか。それを公表して識者、専門家のチェックが出来る様にするならまだいいが、そんなことしていないんだろう。

間違って下書きを提出したという彼女のいい分は信用するに足る心証があるとこの調査担当がいうだけだろう。世間で通用すると思っているのかな。

ま、論文を出しも数年たっている。その間に改竄、お化粧をする時間はたっぷりあったわけだから信用するわけにはいかない。論文不正問題が明るみに出てからでも半年もたっている。彼女がお得意の「再改竄」をする時間はたっぷりとあった。

だいいち、答案を出し間違えましたといえばとおるなんて、中学や高校の期末試験なんかで通用する学校はないだろう。まして入学試験でそんな理屈がとおる処はない。

学位論文と言えば、入試答案や卒業試験よりはるかに厳格に取り扱われるべき物だろう。

最後に二点ほど興味ある観察を述べておく。

この調査委員長というのは弁護士なんだね。小保方さんの弁護側も職業弁護士だけだったし、学位論文の再審査も弁護士がやるということに、ペテンを感じない人がいるとしたら、そいつはpakaである。

学外の科学者、専門家を入れるとか、せめて科学評論家を加えるべきだろう。そして彼らが委員長などメインになるのが当然である。

早稲田には相当の税金が助成金として投じられている。論文審査がでたらめだとしたら、与えた税金は返納させなければいけない。また、今後早稲田大学には国の助成金は与えない様にしなければならない。

ここで興味ある事実をあげるが、下村文部科学大臣は早大卒だ。安倍さん、今度の内閣改造では下村氏も間違いなく更迭してもらいたい。