そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

鳩山ボッチャマは決断できずにいる

2009-12-09 | 政治と金

鳩山由紀夫は結局、大金持ちのオボッチャマでしかないようだ。決断できずに、八方美人の対応でそれぞれのところでとても良い子になっているだけのようである。政治資金規正とは、企業や業界の利権に通じる道を断つものであった。今回の事件はとても涙ぐましい、母からの愛を受けてのことであり、倫理的には問題はないだろうが、それにしてもこれほどの多額の金を知らなかった責任は重いと言わざるを得ない。

金融経済対策として、7.2兆円を打ち出した。財政規律か経済対策課の苦悩は解らなくもないが、税収を上回る、53.5兆円もの国債を発行することになった。事業仕分けで、3兆円少々を切ったばかりである。国民の受けも悪くはなかったが、ここで直接は3兆円程度とはいえ7兆円を超える経済対策とは驚きである。この中途半端な数字は、経済対策には足りないし財政規律の悪化を招くだけになると思われる。内容的にも、エコが強調されているが「コンクリートから人へ、そしてコンクリートへ」なっている。

事業仕分けについても。ノーベル賞受賞者に始まって、オリンピックメダリストや音楽家や落語家たちが、注文をつけに陳情を続けている。スパコンも復活したようである。現在の予算内容の無駄があると切ったはずである。余計なものがなくても、十分にやれることも少なからずあるはずである。これでは何のための事業仕分けだったか解らない。単なる政治ショーで終わるのではないか。

就任早々国連で1990年比25%のCO2削減も、多向こうには大いに受けたが、いまだに具体的な対策が見えてこない。自民党が行った、エコポイントを続ける程度のことしかいまだに見えてこない。

この内閣の象徴的な問題が、普天間基地問題である。公約も民主党議員全員小選挙区勝利も、すべてから見える民意は最低でも県外移転である。民主党内部の右寄りの議員や閣僚の顔をうかがうばかりである。自民党はどうやら、アメリカが海外移転を思う時に、辺野古移転を望んだようである。その尻拭いなどする必要などないが、鳩山首相は国外移転を模索しているかに見えるが、調整しているのではなく決断できずにいだけのようだ。

鳩山内閣を声高に悪口を言う人は少ないように見えるのも、人当たりの良さと持ち上げられて育ったオボッチャマのためかも知れないが、1国の政府がこれでいいのかと思わざるを得ない。

コメント (1)
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