チェルノブイリ原発事故から、25年目になる今日、キエフでは大きな行事が行われた。しかし、メドジェイエフ大統領は、安全な原発が必要と発 言している。
ドイツでは全土で反原発デモが展開された。ドイツ全土60か所で約23万人の人が、原発反対のデモの隊列にに加わった。FUKUSIMAと書かれた、プラカードが目立つ。
ドイツは元々原発には消極的で、再生可能なエネルギーの開発利用 に積極的な国であった。メリケルが一時、原発に傾いてはいたが、FUKUSIMA事故で大きく原発から舵を切った。
当事者の日本はと言うと、相も変わらず原発評論家が必要性を説いている。原発推進を掲げていたタレントも、口を封じたままで地震、津波の悲惨さを訴 えている。
火山国あるいは大陸プレートが交差する狭い国の日本は、真っ先に原発の危険性を認識して、脱原発への道を探るべきである。日本がいろんな意味での幅広い技術大国である。
困難な課題をつくつけられると、必ず克服する道を見つけるであろう。安易に原発に依存した過去を反省するべきである。
日本でも27日(日)に東京で反原発デモが呼びかけられている。どれほどの人が集まるか、そしてマスコミがどの程度の報道をするか注目したいところである。