菅直人と鳩山由紀夫が、辞任にの前提になる「目処がついた時期」でもめている。鳩山ボッチャマを詰めの甘さをしたたかな、菅が上手く利用したのであろう。
鳩山は、ペテン師と呼んでいる。この男にはそんなこと言う資格などない。普天間基地では、国民とアメリカを騙したのである。彼はもっと大きなペテン師と言われて良かろう。
今回のことは、どの道茶番劇である。騙そうが騙されようが、知ったことではない。鳩山は自らとお母様が出資した党である。壊されてはたまらない。交わした文書からそのことが読み取れる。
鳩山のメンツの問題である。そんなレベルの高いことではないのだ。世襲の大御殿住まいの坊ちゃまには、たたき上げの政治家の心情など到底理解できることではない。
したたかな菅直人は自らの政権の延命だけを考えていた。鳩山を翻弄させることで、不信任案を乗りきった。それは手法として、あるいは政治家の狡猾さとしてあっても良いかもしれない。しかし、それは政策上のことでなら容認できるが、保身のためなら到底許されることではない。
この程度の政治家に、史上最大の震災を乗り切ることが出来るか何とも心ともとない。いつまで経っても、復興の目処など立たないから、菅はいつまでも辞めない・・・は、ブラックジョークではないかもしれない。
いずれにしても、単なる茶番劇であり、嘘をつこうが騙そうが大したことではない。国民から見放されていくことに変わりはない。
左のフォトアルバムに<ちょっと春めく藻琴山>をアップしました。