そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

今年がいい意味の転機になれば

2012-01-01 | マスコミ報道

新年明けましておめでとうございます。昨年はこのブログを覗いた方が、52万件になった。なんだかやめられなくなってきた気がするが、社会にいたいことが山ほどあるため、これからも当分続けることにする。

今年は、台湾・中国・アメリカ・フランス・韓国・ロシアそれに中東のエジプトなどいくつかの国で、国家の主導者が変わる。これに多分日本も加わることになるであろう。

日本の政治的現状は、民主党の裏切りによって国民は選択する政党を奪われてしまった。とりわけ、コンクリートから人へが再度コンクリートへと舵を切ったことは許しがたいことである。新幹線や東京湾岸道路などの再開は、土建屋を潤し官僚を喜ばせ政治屋から理念を奪わせることになる。

あれほど高く掲げたマニフェストなど、今は誰も信じるものがいない。平成維新といってはばからなかった、党首は3代目になって党員の声も聞かなくなってしまった。

とりわけ、経済効率が何よりも優先的に論じられるようになり、ある程度の数が優先されるようになって来た。つまり、都会の論理がまかり通るようになって来たのである。

人口の少ない田舎は、産業はもちろん全ての機能を都会に奪われることになって、更に過疎化することになるのである。恣意的に田舎を選ぶ人しかすむことができない地域になってしまうのである。

あと20年ほどで、地上の人間は100兆人になるが、増える人たちは全て都会に集まる。僻地は農業の担い手も奪われ、食糧問題がやがて顕在化するものと思われる。

現在はそのための予備期間である。政治はそうした中長期の視点を持たなければならないが、目先の動きでしか国家を動かすことができない。

今年は世界は、昨年と異なり人的に大きな変化が起きる。指導者のいない日本は、更に混迷する政治と円高の中でアメリカの従属国家の道を歩むことになるのであろう。

コメント (1)
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