そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

かわいいがこの国を滅ぼす

2012-02-08 | マスコミ報道

若い世代、と言っても40代以降で構わないが、女性は”かわいい”を連発する。少し気に入ったものは何でも”かわいい”のである。ほかに表現方法を知らないのではないかと思われる。素晴らしいや個性的であるとかキュートでもいいだろうし、個別の評価を与える言葉を持たないのである。とにかく”かわいい”だけである。

女性は、30はおろか40代になっても、キティーちゃんグッズがお気に入りである。口がない猫のキャラクターのピンクの周辺グッズに取り囲まれた、キティーちゃんなら何でも構わない。かわいい、かわいいである。

AKB何とかの女性集団も、すでに成人していても、大きなリボンなど点けてぴょこぴょこ跳ねて、かわいいを強調する。小学生の学芸会レベルの歌唱力でも、集団なら歌手になれる。かわいいを精一杯商品化した、秋元の思惑は見事に当たった。。

友人の娘が、feicebookの私を訪ねてきてくれた。数枚の写真の若い女性たちは、もれなくⅤサインをして、首を斜めにフリフリの服である。

かつて青江三奈という歌手がいた。ハスキー声で喘ぎ声を歌詞に入れて歌っていた。デビューしたのが、18くらいだったと思うが、喘ぎ声の歌がヒットした時はまだ、20歳そこそこであった。

存在感のあった、山口百恵は22才ほどで引退した。ふてぶてしい感じさえもあった。とてもかわいいとは思えない。日本中を揺るがすような引退劇を平然と演じていた。かわいくはなかった。今なら嫌われたに違いない。

若い夫婦間でも、セックスレスが浸透ているようである。動物学的にみると、明らかに種の繁栄をないがしろにした現象である。少子化対策は、繁殖能力をなくした彼らに有効なのかと疑いたくなる。

成人化を嫌う”かわいい”現象は、人類の退化現象である。男性の女性化か、女性の男性化が根底にある。若者の精子の数が極端に減少し、女性の声が低くなっている。

女性が、自らだけでなく男性にも、”かわいい”でいてほしいようである。女性の社会進出は歓迎するが、それは女性の男性化とは異なる。女性の特権は、かわいいから生まれない。繁殖能力を持たない男女は、種としての意味がない。

昨日、GKB47としていた、自殺対策室の仮称をスローガンから外し、300万円も投じたポスターを反故にした。深刻な問題を内に秘めた人を、揶揄するような表現である。外して当然である。官僚もかわいい現象に阿(おもね)る連中が出てきているのかもしれない。

女性は、かわいければいいというものではない。逞しさをなくし、個性をを失い、表面的な現象に一喜一憂し、知識や探究心を乏しくして、程度の低いヘラヘラ女性が満ち溢れた世界になってしまっている。年金問題も少子化問題も、ここに根があるとみるのはやっかみか?

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