山口県議会は2日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ(これまでの記事では戦闘機と書いていたが、扱いは輸送機である)の米軍岩国基地への搬入について「到底、認められない」とする意見書案をまとめた。
沖縄仲井真知事も、到底受けいられない、基地そのものの撤去運動が起きると、森本防衛大臣に返答している。知事は要望書を大臣に渡しているが、頭を下げているのは新任の大臣のほうである。
我々には配備について見解を持つ立場にないと、岡田副総理が語っている。地協定とはそうしたものである。
地位協定とは、アメリカが決めたことの何も言えませんというものである。治外法権である。法的には正しいのであろうが、およそ政治家なら日本国民のことを優先するべきである。
アメリカの配慮は、配備を数か月見合わせるという程度のものである。事故の内容を精査するなどということなど、あるはずがない。
これまで7度の事故で死亡者が30人出ている。戦闘とは関係ない輸送事故である。これもアメリカの発表である以上、信ぴょう性も疑問が残る。これを欠陥飛行機と言わずに、何を取り繕うのか?しかもそれを、世界で、最も危険な基地へ配備する。民主党政権は基地負担の軽減を言ったその直後のことである。
左のフォトアルバムに<花の名山、西別岳>をアップしました。