そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

政権の延命しか考えない末期のノダ

2012-10-24 | 政治と金

田中慶秋法務大臣が、僅か2週間で辞任した。やくざとのお付き合いは、相当古くからあって親密でもあった。この男がよりによって、法務大臣をすると地元関係者たちの間で、驚きをもって受け入れられていた。

知らぬは野田首相だけのようである。総裁選の論功行賞で貰った大臣の席である。ここは、みんなの党の渡辺党首の言いぐさが正しい。在庫一掃セールス内閣の、早くも返品が生じた。それだけのことというのである。

それだけのことではない。登用に身体検査すらしなかった、野田の失態である。本人の辞任会見もない。体調が悪いとのことであるが、誰が信じるものか。

Photo_2松下政経塾では、ディベートや論議は相当学習したようであり、野田もしゃべるのは得意のようであるが、人心操作ではまるでなっていない。
民主党が掲げた脱官僚の政治主導が、僅か3年程度の政権で、7人も大臣を入れ替えて可能なのだろうか? とてもじゃないが、官僚に良いようにあしらわれて終わりである。

拉致担当大臣に至っては、何の成果もないまま次々と入れ替って、何がなんだかよく判らない。拉致問題については、民主党は全く無関心と言ってよい。

野田政権は誰が見てもはっきりしているが、末期症状である。野田はブレないノダ。つまり他人の言うことは聞かないノダ。言い出したら聞かないノダ。現状判断ができないノダ。

野田は多分、解散は可能な限り引き延ばすだろう。できれば任期まで持っ生きたい本音だろう。負け戦はやりたくはない。8月末の任期より、その前の月の7月の参議院選挙に合わせる、同時選挙になるだろう。年内などとは考えるべくもない。

つまり野田は、政権の延命のことしか考えていないノダ。こんな民主党に誰がしたノダ。

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