そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

なりふり構わなくなってきた維新の会

2012-10-06 | マスコミ報道

橋下率いる、大阪維新の会であるが、手を広げすぎた結果、すっかりおかしくなってきている。今度の衆議院選挙には、200名は立てるそうであるが、いかにも急作りで人がいない。金がない。基盤がない。

01笑い芸人のそのまんま東を本当に公認するそうだが、宮崎県知事時代に、TPP反対を掲げていたが、どうするのだろう。一期でケツまくって東京都知事選に出てみたが、お笑い評論家を続けている方が無難だろう。そういえば顧問か何かの、中田宏も市長職を投げ出している。

既成政党が何もできない。民主と自民が立ち竦んでしまっている。民主に至っては、党員の流出が留まるところを知らない状況である。民主はどうやら不信任案の否決に、選挙があると消える政党を抱える小沢に泣きつくつもりである。

やっと決まった自民党総裁が、極右翼の困ったことが起きるとお腹が痛くなる男である。この男に、代表か党首を依頼してみた。反中国、反韓国、反日教組の、国粋主義者として重なる部分がある。国政への足がかかりを求めた、橋下の思いつきだったのであろう。ボッチャマは断った。

何よりも、維新の会は理念は掲げては見たものの、ロードマップがない。維新八策の掲げる多くのものが、どうしていいかわからない。首相公選と言ってもどうするの? 参議院をなくすることなどできるの? 議員を半分にするなんてどうやってするの? 何よりも憲法9条を変えることを掲げている。ともかく、確かに国民が望むことらしきものは掲げているが、ロードマップ(手法・戦術)がない。

やっと作った国会内の、日本維新の会であるが、早速大阪とのテレビ会議でボロを出している。橋下は国会の内情を知らないのである。

選挙に向けて、時には自民党と手を組み、場所によってはみんなの党と提携し、候補者だけを揃えるなりふり構わぬ手法は、破たんの始まりなのである。

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