そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

集団的自衛権の容認のデメリットを説明できない安倍首相

2014-06-12 | 政治と金

反戦自衛官として知られる小西誠氏の、フェイスブックの紹介である。自衛隊は、かつて警察予備隊(保安隊)であったが、自衛隊に代わるときに6,300人も宣誓を拒否して退職したそうである。
安倍首相は、集団的自衛権の容認による、デメリットを突かれ言葉を濁してまともな回答をしていない。容認そのものがデメリットであるが、即日的なデメリットとして自衛隊員の立場が真っ先に浮かぶ。
元自衛官の小西氏の紹介で知ったのであるが、自衛隊員は入隊時に宣誓をするそうである。
自衛官は、「日本への直接・間接侵略からの防衛のため」にのみ、「賭命義務」のある宣誓をする。
集団的自衛権の容認によって、当然海外で戦闘を行うことになる。安倍首相の言うとおり、あらゆる場面を想定しなければならない。格段に生命の危険性が増し、これまでと全く異なる立場になる。再宣誓をしなければならない。それとも、なし崩し的にこのままいくのであろうか?

もう一つ同盟国(最も好戦的な国家アメリカのことである)に援軍を送ることで、敵国は日本が宣戦布告したと判断するであろう。戦争は弱点を攻めるのが最も効率よい。敵国は世界最強のアメリカより、日本を狙うに決まっている。
最低限の援軍と誰に向かって説明するのか判らないが、敵国にとってPhotoは最低限などと、不確定な基準など無きに等しいものである。日本国土が戦禍にまみえることになる。こんな大きなデメリット、まともに答えられないのは、集団的自衛権容認の恐ろしさを語っていることになる。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港