そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

沖縄のうるまで原発断ったそうな

2015-01-28 | 原発と再生可能エネルギー
日本の電力会社で、沖縄電力だけが原子力発電所を持っていない。アメリカの占領下にあったっ時期が長いからか、それとも島が多いから導入しなかったと思っていた。
ところがなんと40年前に、うるまで原発誘致の働きがあったそうである。火力発電なども併せて検討されていたようであるが、うるまの海を埋め立てさせるなの一点で、大反対運動が起きて原発は建設されなかったとのことである。
その理由は、「沖縄は戦争ですべてを失った。その自分たちを救ってくれたのが、豊かな海だった。そんな海を埋め立てさせることは絶対にしてはいけない。」というものであったそうである。
解り易い!運動とはこうでなければならない。
安全性がどうだとか、放射性廃棄物がどうだとか、電力代がどうだとか、小賢しいことは一切ない。
原発も基地も、反対理由は山ほどあるが、こんなにもきれいな海を、人の手で潰されることはあってはならない。そうした直感こそ優先されるべきである。
そしてその理由に、平和が欲しい、次世代に残せるものでなければならない、安全性やお金や利権の問題は、その後でいいのではないか。
むかし、うるまで原発建設排除したそうな。良い話である。
コメント (1)
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