そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

イスラム国(ISIS)に宣戦布告した安倍首相

2015-01-21 | 国際・政治

安倍首相はイスラム国に宣戦布告をしている。人道支援をしていると、日本人が人質の動画が世界の発信されて、安倍首相は懸命に言葉として取り繕っている。
極悪非道のイスラム国を支援するつもりはないが、彼らを十分刺激する発言を安倍首相はしているのである。
「イスラム国と戦う国を支援する」と明言しているのである。積極的平和主義とは、相手を思わず自らの主張ばかりを続けることである。得意げに中東に乗り込んだのであるが、彼らのことを全く知らずに行動をとったと言わざるを得ない。
その後の言い訳も、行動も十分欧米側についた発言と言ってよかろう。私はこの地を訪れたことがある。日本人に対する彼らの見方は、明らかに欧米というかキリスト教諸国とは異なっていた。大国ロシアに勝利したことや、敗戦後の経済復興など高く評価していた。負けたアメリカに従う不思議さは持ってはいたが、明らかに日本には憧憬の思いがあった。
それはともかくとして、アメリカに従属し続けることは、こうしたリスクを日本は負うことにはなる。それに火を点けて歩いたのが、安倍晋三である。
それにしてもこの17日の発言は、各報道機関は無視しているのであるが、何の予兆であろうか。身代金を払うための地ならしかも知れないが、イスラム国を8500キロ離れた、机上で論じたためである。
コメント (1)
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