そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

テレビでこの男たちを見たらチャンネル変えろ

2017-07-17 | 報道
以下の文章は元外交官で評論家の孫崎亨氏のブログからの引用である。
<首相動静―7月13日、6時49分、東京・紀尾井町のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」。レストラン「WASHOKU 蒼天」で曽我豪・朝日新聞編集委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員、小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、石川一郎・BSジャパン社長、島田敏男・NHK解説副委員長、粕谷賢之・日本テレビ報道解説委員長、田崎史郎・時事通信特別解説委員と食事。>
もちろん何を話し合ったかは報道されていないので判然としないが、この日は3時もの長い時間話し合っていた。
官邸の広報費用は民主党政権下では、年間約41億円(2012年度)であったが、安倍晋三は2114年度は65億円に、さらに2015年度には約83億円に増やした。わずか3年で2倍である。
その一方で、高市早苗総務相は国会で、政府が「政治的公平に反する」と判断した放送局には停波を命じることができると答弁している。安倍晋三もこれを支持する発言をしている。停波発言は報道側を委縮させ、一方でそのトップと会食を重ねるのである。
特に、頻繁にメディアに登場し安倍晋三を擁護する、田崎史郎は別名”スシロー”とも呼ばれている。この男がテレビ画面に出たら切るかチャンネルを変えるべきである。又NHKの政治討論会の司会をしている、島田敏男はさらにひどい。公平であるべき公共のメディアの公党の討論会であるにも拘らず、野党の発言には注文などを付けて制限するのがありありである。安保法制を討論する時には、大学の先輩でもありクラブの先輩でもある高村自民党副総裁を持ち上げること甚だしい。その一方で、現自由党の山本太郎の発言に何度も制限を加える醜さである。これでNHKも安泰だ。

これまで報道されている、安倍晋三が抱き込のため会食した人物たち(一部である)
渡辺恒雄「読売」本社会長、橋本五郎・同特別編集委員、今井環・NHKエンタープライズ社長、清原武彦「産経」相談役、ジャーナリスト・後藤謙治、芹川洋一「日経」論説委員長、評論家・屋山太郎、西沢豊・時事通信社社長、渡辺祐司・同編集局長、阿部正人・同政治部長、阿比留瑠比「産経」論説委員、有元隆志・同政治部長、田中隆之「読売」政治部長、芹川「日経」論説委員長、内山清行・同政治部長、大久保好男・日本テレビ社長、秋山光人・日本映像社長、石川一郎・BSジャパン社長付、小田尚「読売」論説主幹、粕谷賢之・日本テレビメディア戦略局長、島田敏男NHK解説副委員長、曽我豪「朝日」編集委員、山田孝男「毎日」特別編集委員、日枝久フジテレビ会長、福山正喜・共同通信社社長、田中孝之「読売」編集局総務、前木理一郎政治部長、喜多恒雄「日経」会長、岡田直敏・同社長、朝比奈豊「毎日」会長、丸山昌宏・同社長

東京都議会選挙で自民党が壊滅的敗北を喫した日の夜、安倍晋三と麻生太郎財務相と菅義偉官房長官それに甘利明前経済再生相とノーテンキな会食をしていた。安倍晋三は会食がお好きのようである。この男には政策のことより、お友達を並べるか、でなければお友達を作っていく作業に勤しむのである。NHKが森友学園問題をが発覚してから、4日も遅れて報道していたのが象徴的である。その報道内容も、極めて誤報に近いとの内容であるかのごとくであった。
安倍一強を支えるメディアとの会食は極めて大きいな効果を発揮している。いまだに30%もの支持者がいる奇跡は、事実を隠蔽し脚色する報道の功績も大きい。
コメント (12)
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