そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

枝野の立憲民主党が吸収して大きくはなったがまた同じ道を湯むのか

2020-09-10 | 立憲民主党

立憲民主、国民民主両党などが結成する合流新党の代表選は今日(10日)で行われ、立憲民主党の枝野幸男代表が初代代表に選出され、国民民主党の泉健太政調会長との一騎打ちを制した。予想通りに旧党の数通りに決まった。党名は投票の結果「立憲民主党」に決まった。結局立憲に国民と無所属などが合流する構図になってしまった。ここには枝野が強く意識する烏合集散をやめたいという意識が働いている。それがあだになって、新鮮味のない政治行動になっている。
枝野は政権交代を目指し与党と対決する決意を表明したが、与党に飼いならされたメディアは一向に取り上げてはくれない。15日に結党大会が開催され、正式に代表に就くことになる。後発ではあったとはいえ与党自民党の総裁選挙(14日)に食われた感のある新党の船出である。もう野党としての存在感すらそがれた感じである。
与党は多少の思想や政策の違いがあっても結集するのは、ポストを配分する資格があるからである。理念なんかいつでも放り出す。野党には迎合であろうが何であろうが、結集しなければ対抗できない。枝野はコロナ対策に消費減税を検討してもいいような発言をしている。アベノミクスによる多くの弊害を指摘はしないし、政権の私物化や森友などを巡る公文書の扱いや、何一つ成功していない外交問題などは、新党はまだ方針の集約さえできていないのであろう。やはり頼りないのは変わりない。新党が安倍一強を支えてきたことへの自覚は示されない。新生立憲民主党はまた同じ道を歩むのか。
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