そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

アニマルウエルフェアーに恐れをなして献金した養鶏業者

2020-12-03 | アニマルウエルフェアー

元法務大臣の河井克行夫妻の公職選挙法違反の捜査の過程で、広島の国内最大規模の養鶏業者のアキタフーズが農水大臣時代の吉川貴盛衆議員に献金していたことが解った。大臣室で2度、ホテルで1度500万円を渡していたことが解った。
吉川貴盛はすべての党内外の役職を降りて、不整脈が起きて入院した。絵にかいたような贈収賄のパターンである。
所でアキタフフーズは何を目的に献金したかである。アキタフーズは上図のようなケージ養鶏の国内最大規模の業者である。
一年中電気をつけっぱなしで、眠ることもできない、羽根を広げることもできない、動くこともできない、嘴を切られワクチン30回以上うたれて、アメリカから無関税で輸入された遺伝子組み換えの穀物を給与され、たった半年で死んでゆく採卵鶏を中空で飼っている業者です。この業者たちの玉子は日本では市場の多分80%ほどを占めています。10個120~160円程度で販売されています。
こうしたケージ養鶏は、アニマルフウエルフェア(家畜福祉)の観点からEUでは禁止されています。アメリカでさえ、多くの小売店は仕入れをしなくなっています。日本もこうした家畜を命ある生き物として捉え、苦痛や飢餓や行動の制限などをするべきでないとする、団体が増えてきました。私たちは、アニマルウエルフェア畜産協会を立ち上げて、健康な家畜から健全な畜産品を広める活動を行っています。上の絵の右の鶏は自由闊達に動きまわって、食べるのは地元漁協の廃物と野菜などで健康そのものである。玉子は10個800円台で販売されている。これが世界動きである。
この業者の社長はアニウエルフェアの動きを抑えるように、またそうなって損害が被ったら政府が補填してくれるようにと農水大臣の吉川貴盛に何度も頼み込んだのある。アニマルフウエルフェアの動きは、世界の動静である。金のためなら何でもやる人間は、金で政治を買おうとしたのである。
どうやらその仲介は河合克行がやったのでないかと思われる。河井克行が公職選挙法違反をやってくれたおかげで、家畜を単なる生産機械としか見ない人たちの悪行が発覚した。


羅臼港

春誓い羅臼港