そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

プーチンはどこまで戦禍を拡大させるつもりか

2023-01-16 | プーチン

ウクライナ中部ドニプロペトロウスク州の当局者は、ロシア軍によってドニプロ市の9階建て集合住宅がミサイル攻撃され、死者が子ども3人を含む40人に上ったと発表した。行方不明者が30人以上いるようで大惨事である。民間施設爆撃でこれまでないない死者の数である。
ロシアは相も変わらず軍事施設であったと述べている。誤射だったのかと、好意的見解はどうも外れるようである。精度の低いかなり古いミサイルで、軍事施設を狙ったとしても、こんなことになるのである。あるいは意識して、民間人を狙ったとされても抗弁の使用がない。
それでもプーチンは止まることがない。あらtに40万人の徴兵に踏み切る可能性が増してきた。泥沼と言って良いだろう。
徴兵を嫌い脱ロシアした若者が、十分な訓練もなく、時代遅れの武器を持たされて、最前線にやられる。脱ロシアして悔いはないというのである。
ロシアは自前の武器と兵器を使うしかないが、それも底を尽き始めているのではないか。戦車がいい例である。最新の戦車の多くは破壊されてしまった。残るのはソビエト時代のものばかりでないかと言われている。ロシアの支援国はほとんどなく、イランのドローンと北朝鮮のミサイルやいくらかの兵士程度しかない。イランも北朝鮮も認めてはいないが。
代わってウクライナは、近隣西欧諸国から最新の戦車の供与が始まっている。使用方法の訓練が必要であろうが、地上戦では敵わなければ、ロシア領だと指さす大地を守り切れない。
そもそも、民間攻撃を繰り返してたとえこの戦争に勝利しても、戦勝された国民はロシアを敬愛する宗主国と崇めるはずがない。そんな誰にでもわかる理屈をプーチンは理解できな。
敗戦の白旗を彼が掲げるはずがないが、この戦争を終わらすことが出来る唯一の人物がプーチンである。最も望ましいのは、プーチンの失脚などによる退場である。ロシアに自浄能力があればの話である。
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