週刊文春によると、維新の会の参議院議員の中条きよしが、年金未納期間が数十年に及び、約750万円にもなるとのことである。「年金なんていらない。払わない」と発言したとされる。若者や高額収入者は同じような感覚であろう。芸能活動でお金持ちの中条きよしの正直な感覚であろう。年金機構の不祥事による不信が裏にある。しかし国会議員の発言となると問題である。許されることではない。
麻生太郎が、「年金など見たこともないし、引き下ろしたこともない」と嘯いているが、中条と同類だ。どうやら事実確認に時間がかあっているようであるが、維新の会から除名される可能がある。
そこで登場するのが、やくざなNHK党である。党首の立花孝志は、「NHK党としては、年金を将来受け取らないという方については、年金の支払いを拒否することを応援します。中条きよしさんのご主張はいたって合理的なもの。中条さん、NHK党はお待ちしています」と、エールを送っている。維新を除名になれば、辞任して席を戻すべきであるが、立花の主張を中条は受けることになるのでないか。
芸能人が名が売れ顔が知られているという理由だけで、国会議員になることが日本では常態である。バカとしか言えないような、単に票集めに煽てられて、議席を埋める。時に自民党にはごたまんといる。