通常国会が始まった岸田文雄が施政方針演説を行ったが、なんともアメリカ隷属国家宣言としか言いようのない内容であった。
防衛力の強化、倍増を冒頭長々と述べ、未だに姿も見せていない新しい資本主義や、今さらら手遅れの子育てを政策をまでで半分を費やした。
農業に対しては、社会づくりの終盤に添え物として四行で、肥料と飼料を国内自給をと述べているだけである。農産物は輸出して儲けようというのであるが、これは食料問題ではない。
食料自給を放棄するという鈴木俊一財務大臣にいたっては畑作化によて食料自給の向上を(意味不明?)述べているだけである。
林業や漁業について、また地方については、「全国津々浦々輝けるよう」道路で結ぶとはねぇ。軍事国家への歩みと経済発展の、50年前のバブル期の政策に、憲法を超える軍事化に終始した施政方針である。
要するに岸田文雄は食料自給放棄を宣言したのである。
国家や人を支えるのはお金ではない。少子化大差うにも結び付くであろう、人の生活など、人的豊さを欠いた無機質な巨大な軍事国家、アメリカ隷属を目指すと、岸田は宣言したのである。
日本の食料自給はすでに危機的状態である。鈴木俊一のように明確に、食料は買えば良いというが、そんな時代は終わっていることも日本政府は知らない。もうすぐ地球上の人口は80億になるが、偏在している食料は金を出しても買えないようになる。貧国への転落する日本に気が付かない安倍晋三は、世界に金をばら撒いたが、このような感覚か岸田たちの頭に残っているのである。
中国は食料自給率が、80%を切ったと騒ぎと大転換をするが、軍事力強化だけお喧伝する岸田は国を担う資格などない。
食料を自給できない国は、独立国などではない。