イスラエルのパレスチナ攻撃が止まない。イスラエル政権は年を追って右傾化してくる。ゴラン高原の領土権を認めたり、首都をエルサレムいったり、トランプが焚きつけた。
イスラエルは圧倒的な資金力、経済力と武力によって、イスラエル国内で、パレスチナ各地で圧倒している。報道は均等に扱われるようであるが、例えば今回パレスチナ人が襲撃したユダヤ教会は国際法に違反して建設された礼拝所であるが、イスラエル人7名が銃殺されたと報道されている。
報復にイスラエルが放ったロケット弾で10名が死亡したと報道される。ところが、イスラエル教会を襲撃したパレスチナ人は全員銃殺されている。
このところ表立った中東戦争は起きてはいないが、事実上エジプトが手をひてから、地域戦争の様相の中にある。相互の報復合戦は止まる所がない。
イスラエルは戦闘機で世界最貧地区ガザを空爆している。昨年前半は、ロシアのウクライナ侵略で過激隠れた形であったが、報復合戦は凄まじいものがあった。
ネタニアフが連立政権の首相に就いて、これまでのイスラエルの歴史の中で、最も過激な右派政権と言われている。政権発足一月で、パレスチナとの合意を反故にして、エルサレムへの礼拝をおこなった報復である。
イスラエル人即ちユダヤ人は、ヒトラーの民族純血主義によって、迫害を受け(ホロコースト)た。580万人ものユダヤ人が殺害されている。
戦後のドイツは、日本と異なりユダヤ人の虐殺の歴史を克明に残し、虐殺されたとことに名前を記したプレートを残すなど行っている。
戦後のドイツは、日本と異なりユダヤ人の虐殺の歴史を克明に残し、虐殺されたとことに名前を記したプレートを残すなど行っている。
大量虐殺の歴史を民族に残すユダヤ人が、アラブの人達をこれまで徹底して殺害することは、歴史から何を学んでいるのだろう。
一機数億円もする戦闘機で、一弾数百万円するロケット弾を撃ち込まれた、明日にも食べるものがない人たちは、パレスチナがたとえ支配したとしても、その恨みは消えることがなく、服従することもないだろう。
イスラエルは、新たな歴史を武力で作ることを断念するべきである。平和であることしか、人類の未来などありえないからである。
西ドイツブラント首相の土下座謝罪(19670年)
イスラエルは、新たな歴史を武力で作ることを断念するべきである。平和であることしか、人類の未来などありえないからである。
西ドイツブラント首相の土下座謝罪(19670年)