国連総会はロシアのウクライナからの即時撤退を圧倒的多数で決めたが、オランダ代表の言葉が残る。「ロシアが戦闘を止めれば戦争は終わる。ウクライナが戦闘を止めれば国が消滅する」という言葉が、全てを語ってくれている。
NATOの東方拡大のため、主要国首脳会議にロシアを取り込んだのはクリントンのアメリカである。この間にもチェチェン、南オセチア(ジョージア)紛争をプーチンは武力で抑え込んでいだ。
ロシアをクリミアの武力併合に抗議しG7に戻し参加資格停止状況にしたのは、アメリカである。ロシアは首脳国会議の参加資格停止を受けたままであるが、少なくともプーチンは復帰の気はない。チェチェンや南オセチアグルジア
G8にロシアを留め置いていれば、クリミアやがてウクライナの紛争はなかっただろうという論理は成り立つとは思えない。。
どうやらアメリカが、『ロシア産天然ガスを欧州に送るパイプライン「ノルドストリーム」が、バイデン大統領の命令で、米海軍「ダイビング救助センター」の「熟練の深海潜水士たち」が仕掛けたC4爆薬により爆破された』らしいのである。昨年(2022年)9月26日のことであるが、ロシアの資金援助になる天然ガスの供給を止めるためであるが、アメリカがやりそうなことではある。
アメリカに石油を止められたから、太平洋戦争に踏み切った。戦争の原因はアメリカにあるという論理を容認しない。開戦の理由などどこにでも転がっている。
プーチンを擁護する人たちが、知ったかぶりした擁護論を展開する。ウクライナのネオナチの存在や核開発などはほとんど存在しないへ理屈であったし、
プーチンの核恫喝は、原発占拠によって現実味を増す。
非人道的な兵戦闘員の市民への虐殺の事実は覆い隠すことができない。プーチンの支持率が70%のロシア側の報道や情報などが、真実かどうかも疑わしいと考えざるを得ない。
例え軍事力により制圧が成功したところで、ウクライナ国民の多くがロシアを敬愛し従うようになるとは思えない。
この戦争はプーチンの退場でしか解決されない。政権内での交代か暴力的な結末かわからないが、プーチンの退場でしか終わることがない。