奇人杉田水脈を説明するのに、歩いた政党を見ればヒントになる。みんなの党→日本維新の会→次世代の党→日本のこころを大切にする党→日本のこころ→自由民主党である。
なるほど自民党シンパそれも、結成したばかりの政党で議席が足らないところを狙って、身を置いている。不摂生極まりない極右翼であるが、思想信条は二の次の渡り歩きである。水田水脈は国政選挙では一度も勝利した事がない。維新の会では比例区の最後で議席を得てい。櫻井よしこの強い推薦で、安倍晋三が自民党に入党させて、比例の行為に置いてもらって、現在にいたっている。
札幌法務局にアイヌ民族に関する投稿が「人権侵犯」と認定された杉田水脈であるが、こんな奇人を国会に招き入れたのが安倍信三であって自民党である。
特にアイヌ人への発言は許されるものではないが、全く反省の弁もないままである。僅かに茂木敏充幹事長が「投稿は残念だ。差別は決してあってはならない」と 述べた程度である。本人の謝罪もなければ、アイヌの人たちへの謝罪もない。
自民党は男性富裕層、企業家にに支えられている政党である。女性国会議員が極端に少ない。今日の国会議員討論会で、そもそも女性候補者が少ないという指摘に対して、高橋はるみ議員は、「10年後に3割にするのが目標である」と述べた。女性議員を3割程度にするのが自民党の平等感である。しかも10年後に候補者をである。
岸田文雄は思い切って、組閣で経験が浅かったり問題を抱えたりする女性を大臣として4人も(?)入閣させた。しかしながら元々人物がいないので、副大臣事務官級には誰も女性がいなかった。ない袖は振れないのが、露わになった皮肉な結果である。
更には、自民党は9月29日の総務会で、この杉田水脈を環境部会長代理としたばかりか、なんちゃってパリ女子部会研修の松川るいを副幹事長に起用すると発表した。
自民党女子部会が公費を使って、家族や娘など連れ大挙して出かけたが、少子化対策の研修だったというのである。フランスは未婚(入籍のない男女)の子供が極めて多い。日本とは全く異なり参考にもならない。自民と女子部会は3時間ほどアリバイ的に”おべんきょ”らしいことしたに過ぎない。この団長が松川ルイである。
自民党は女性蔑視で女性議員がいないから、こんなキズ物の女性議員を使うしかないのである。