1995年オスロ合意のイスラエル首相ラビンを暗殺した、正統派ユダヤ教徒の青年イガール・アミルは、「満足した」と語っている。イスラエルが唯一パレスチナと共存できる機会を、イスラエルが放棄した瞬間である。
以降圧倒的国力、軍事力でパレスチナ領土を略奪し始める。「キリストはアラブ人に殺害された」と今でも主張するユダヤの人達を日本人は理解できないだろう。
イスラエルはガザに巨大で完璧に封鎖する壁を作り上げる。ウエストバンクの8割にも壁を作り、内部を分断し農耕に有利な地域や戦闘に有利な高台などを占拠する。既にパレスチナ自治区としたところに、70万人のイスラエル人が入植している。侵略である。
パレスチナ自治区とは名ばかりで、強硬派のハマスも穏健派のファタファも関係なく、イスラエルは存在を認めようとはしない。ハマスの方がないも考えずに武力行使できるので、手っ取り早いと思っているのであろうか。
イスラエルはユダヤの迫害、ホロコーストを忘れたのであろうか。自らが受けた迫害を全く異なる地域に、民族に倍返しとばかりのホロコーストをしている。
丘の