そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

政治センスのない岸田文雄、派閥解散の一人芝居、振り向けば誰もついてこない

2024-01-22 | 岸田文雄

岸田文雄という男の政治感覚のなさは目を覆うばかりである。掲げた公約は知らない間に二転三転する。優柔不断で検討検討を繰り返し、やっと思い切った決断は的外ればかりである。
所得倍増論を掲げて総裁になったが、舌の根も乾かないうちに資産倍増論を言いだした。投資を掲げたのであるが、景気対策にあらゆる方法を排除せずに検討したと言いながら、消費税については全く検討もしていないと発言している。岸田は聞く耳など持っていない
防衛予算はアメリカの兵器を大量購入するシナリオの延長でしかない。43兆円を5年で必要と言いながら、減税らしきものをするという。減税メガネと揶揄され、国民から大増税への猫騙しということを見透かされる。
優柔不断の典型が能登半島地震への対応である。東日本大震災(2011年)が地震発生28分後に、熊本地震(2016年)は地震発生44分後にそれぞれ非常災害対策本部を設置 していたが、今回の能登半島地震は翌日に10時間43分後に非常災害対策本部の第1回会議が開催されている。その後も岸田は3日間新年の経済三団体の新宴会の挨拶回りやテレビ番組に出続ける危機感のなさである。
緊急支援をわづか47億円を決め、自衛隊の派遣も五月雨的にい増やすという初動の遅れは尾を引くことになる。
そして極めつけが、派閥の解散である。確か抜けたと言っていた自派閥を解散させたが、他派別への強制はしないという。自民党総裁としての自覚が全くない。麻生太郎がこれを受け付けない。半分の派閥は残る。解散しない彼らの言い分は一部正しい。
派閥が問題の論点ではない。政治とカネの問題、実質禁止されている企業献金であるパーティ券販売などは、岸田総裁は我関知せずである。
貯めた裏金を何に使ったか問うこともない。岸田のなんちゃって派閥解散はパフォーマンスのレベルにすら立っていない。岸田の一人芝居で政権はモゾモゾ動いているふりをする。
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