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一体本気でオリンピック・パラリンピック開催を考えてるのだろうか?
今日(14日)オリンピック開催都市、東京都の新型コロナウイルスの感染者数が1149人になった。オリンピック開催に向けて、第5波になるのだろうか、緊急事態宣言どこ吹く風で新型コロナ感染者は増えている。
中年層が増えての結果であるが、高齢者がワクチン投与が進んでいて抑えていてこの結果である。4度目の緊急事態宣言で、人々が慣れてこの結果である。
京大の西浦教授の指摘がそのまま現実化している。このままだと、オリンピック開催時には現在の倍以上の数字が出るであろう。東京で最大2万人しかできていない、五輪関係者はPCR検査を愛日10万件をするという、荒唐無稽と思われることをするという。何かがあるいは誰かが、犠牲になるだろう。
西村康稔経済再生大臣の、飲食店に銀行などが圧力かけろというような発言は、増えてゆく新規感染者数を見ての焦りだろうか。西村大臣の撤回発言が遅れたのは、菅総理や加藤官房長官との議論の経過であるが、二人が否定したことへの忸怩たる思いの抵抗かと思われる。この9年ほどは、上司は何時も部下の責任にしてしまう傾向は、前総理からの継承である。
何処かピンボケのバッハIOC会長は、日本と中国をいまだ明確に区別できていないようであるが、広島を訪問し平和の祭典に箔をつけたいようである。というより、明らかにノーベル平和賞を意識した行動である。
危機を乗り越えた未曾有の祭典になるとか、最も整備された大会であるとか、言葉のお遊びとしか思えない発言が途切れない。
「私は主催者でない」という、菅義偉の発言は責任の所在を曖昧にさせる。何かあれば五者協議で時間だけを経過させ、責任の所在を分散させる。
いまだにもう始まっている、陽性者や濃厚接触者などの、入国の検査体制や隔離の基準や方法がぶれている。原則入国者は2週間隔離であるが、来週開催ならすでに少なくとも7割以上が入国しているなければならないはずであるが。
詳細に見ると、コロナ禍でのオリンピック・パラリンピック開催開催の要件など、何一つ満たされてはいない。