日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

探し物発見。ほっ。

2021-06-09 15:42:12 | 私の雑感あれこれ
絶対にないと困るもの、でした。
大事な書類だと周知しているので処分するハズはないのですが、片手間に探してみても、無いね~、どこ行ったのだろう、でした。
今朝は、本腰を入れて、書類棚を片っ端から整理していきました。
ファイルがいくつもあります。
背表紙にタイトルを付けたり、付箋でわかりやすくしているつもりでも、重複していたり、クリアファイルでちょっと挟んだ、という形のものがいっぱい。
見落としがないように、すべてチェック。
2時間は過ぎて、書棚2段が片付くころ、隣の列に茶色の分厚いファイル。見覚えがあります。
しめた!です。
30年以上前の書類一式です。

この書類探しのお陰で、いろいろな書類、記録のいくつかにすべて目を通すことになり、要・不要の分類ができました。

95歳で介護が必要となってからの母の写真もたくさん出てきました。
アチコチへお花見に出かけたり、アユ料理を満喫したり、ひ孫の誕生を祝ったり、満足顔が沢山残っています。
100歳前の母は肌艶もいいし、周りへの気遣いもできていたのだと察せられます。そ・し・て、私もまだ、実年齢の肥えたおばさん、といった風に見えるな~、と(このころが体重MAX。だったと思う)。苦笑 

整理する、には時間がかかるものだよ、と娘が言った言葉が頭をよぎります。
たったこれだけに2時間超。
いつも片づけはやっつけ仕事になっているから、反省です。

片付け下手返上できればいいのだけれど、この年までできなかったのだから、ムリでしょうね。


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夏の花へ移行中。

2021-06-09 08:29:27 | 庭 6月
バラの株元(半分ほど)に、コンポストで作ったたい肥を置き肥した。
黒々としたたい肥は庭仕事をしている私には綺麗に見える。お花は好きでも育てることに関心がないと、きっと虫もいるし、キタナイ!とのけぞるのだろうな~と思ったり。苦笑

キキョウが咲きました。エキナセアも。アスチルベも。
  

フロックスが賑やか。パパメイアン。ブラックティー。
   




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何とはなしに見始めた映画『プラハのモーツアルト』

2021-06-09 05:32:43 | 映画・テレビドラマ・音楽
「フィガロの結婚」を書き上げた後のモーツアルトのプラハ時代が描かれている。
音楽に疎いから、当然オペラの名前だけ知っている程度。
フィガロの結婚はこれまでは貴族じゃない人たちをテーマにした画期的なオペラだった、と話していたピアノを専攻した友人が言っていたことを思い出した。
映画のセリフにも、モーツアルトに、宮廷音楽家といえども使用人、職人だから、使用人通用口から出入りだし、作る音楽は貴族が楽しむ軽いものばかり求められる、という主旨のことをいわせている。

プラハでモーツアルトが迎え入れられているのも貴族社会。オペラ劇場のスポンサーも男爵。
そこに一石、ドンジョバンニをということなのだ。

モーツアルトの時代の衣装、スタイルはあのマリーアントワネットが華美に着飾った時代なのだろう。とてつもない髪型で、男性はカツラといういで立ち。プラハでもパリ風が風靡していたのだと。きっとウィーンもだろう。

で、初耳のフレーズに、目が点。

「初夜権」

えっ、そういうのがあるの~~、と。

お金持ち男爵は「初夜権」を廃止しておきながら、自分は初夜権をまた望んだとか? そんな話がフィガロの結婚あたりにも絡んだ話らしい?(・・・すみません。あんまり感心も詳しく知りたいという好奇心も湧きません)
ググってみたら、キリスト教以前の古代ローマ時代(?)以来、領主の権限で、領民は結婚を領主に認めてもらう必要があったとか、でその条件が初夜権とか、なんだか次元が!!!です。

今の価値観とは別物。女性の人権どころか、領民の人権も領主次第。
今の方がずっといい。

日本ではヨーロッパ旅行が盛んだけれど、みなさんそんな貴族社会の歴史の上に今があると、知って散策するとどうでしょう、
と思ってみたりする。

今、病床にある友人、ベートーベンの時代になってようやく、宮廷につかえる従者としてでなく、職業としての作曲家が出てきたのよ、と教えてくれた。
そして、リストになると、超人気でヨーロッパの各国を回る演奏旅行ではファンの追っかけが出るほどだったのよ、と。
生前に名を馳せた音楽家かどうかはお墓でわかる。立派な墓地に埋葬されている人は生きている時代に成功を治めた音楽家。死後に評価が高まったことのお墓は概して質素なの、と。

そういえば、思い出した。
絵の仲間で、ゴッホは生きているときに1枚の絵しか売れなかった(だから、ボクに目が出なくても、との冗談)、と言っていた御仁がいた。その彼も脳梗塞で退院後は施設入所。残念

そういえば、今病床にある彼女らと我が家で映画鑑賞会と称して『パガニーニ 愛と狂気のバイオリンにスト』という映画をみた。

メールを送信しても既読にはならない。
指先が震えて、、、という状態に。
音楽素人の私に、ポツリポツリと語ってくれたこと、残っているからね。
息子も、あなたにピアノを教わったことがよかった、と言っています。
庭で作業しながらも、あのバラ、このバラ、と一緒に買い求めた日々を思い出している。

まだまだ語りたいからね、という気持ちだけど、、、。























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