日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

お通夜でした。

2021-06-15 07:40:39 | 私の雑感あれこれ
家族葬です、と案内を受けたけれど、最期のお別れをしたいから、と参加した。
8人ほどの友人たちも列席。
家族葬だけれど、某世界的企業の(よくテレビで見かける)代表者の名前が書かれたお花が1対並んでいる。
何十万人も従業員がいるはずだけれど、冠婚葬祭の担当部門があるのでしょうね~。

子どもたちはしっかり所帯を持っているし、あとは老後を、、、といった世代ではあるけれど、71歳ではまだ惜しい。
我が家を頻繁に訪問してくれて、語り合った仲だから、残念で仕方がない。
教授職にあったご主人、余命宣告を受けてからの月日、彼女の思いを大事に対応なさってこられたのが伝わる。

(私からの)絵手紙届きました。間に合いました。枕元に置いていました、と。帰り際にひとこと。

食事もノドを通らなくなった、水がノドを通るのさえ辛い、と聞いてからは、食べるものを届けることもあきらめた。
では、絵手紙はどうだろう、なんども訪問してくれた我が家のお馴染みの庭を描いて送った。
(実は、彼女もパステル画を描いていたので、病んで描けない彼女に私の水彩を送るのはどうか、と迷ったりもして、投函しそびれていた)

1枚目を投函してからは、週一で彼女に届くようにしよう。ひとは最期まで世の中の役に立つことができるというけれど、今、彼女が私に絵筆を取らせてくれるのは、そういうことだ、ありがたい、と考えて。

つぎの画材はアレにしようか、と考えていたところに、訃報のメール。
アレッ、届けられなくなっちゃうじゃない。

👆 自分の中で、こんな思いが行き交っていたので、ご主人が、1枚だけ間に合った絵手紙を枕元に置いていました、という言葉が、迷惑じゃなかったのだ、と思えて安堵した。

必ずひとには死期がある、ということは皆知っている。
でも、それがいつかはわからない。来てしまった死期はやり直しがきかない。

亡くなってしまった友人とも、よく語ります、彼ならばどういうだろうと(?)と言っていたのは、鶴見俊輔さんだった。
全くです。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

注文品が届く。

2021-06-15 07:09:31 | 私の雑感あれこれ
昨日の月曜日を指定していた着払いの海産物。
着払いをすることがなく、たまたま今季ジャパネット〇〇〇でスティク掃除機が到着日連絡なしに届いて、我が家の中の現金寄集めに窮したので、今回は17600円を封筒に準備して待つ。

この値段、お中元クラスにしては高いので、どんなものかと、不安、疑い、入交り。
冷凍で届いた。超りっぱな(多分、本来なら一流料亭行きクラス)ボタンエビの9匹入り2パックと、ほかは3種類の干物類。
まぁ、電話の営業でOKした軽率は私の方にあるのだから、まぁ、いいか、と呑みこむ。

夕方に予定外の用事が入ったので、ボタンエビ1パックのウチ、6匹を解凍状態にして外出。
帰宅後、夫は食事を済ませていて、解凍済みの残りの3匹を食す。

夫の推測。
本来ならば、高級料亭に1匹1000円の値段で卸されていたのだろう。
それが、コロナ禍で高級品の仕入れがなくなって、こんな形で買い手を探していたのだろう。
1000円で仕入れて、倍以上の値段で消費者に提供されるのだろう。

18匹は本来18000円のところ、航空運賃、梱包料金その他含めて、17600円というのは、出荷元としては想定収益の半分近くになるのだろう。そういえば電話では、相場の半値です、お得です、とおっしゃっていました。
同梱されていた干物類は専門業者では数あるものだから、入れても価格的には負担感はないはずだ。

おおよそ納得。

稼ぎ頭の超立派な「ボタンエビ」が、こんないきさつで我が家に届いた、という物語です。

こんなことがないと買わない。
以前、小樽のお寿司屋で食べた記憶があるけれど、あの時よりランクは上物なのでしょう。

北海道の海産物店の売上に協力し、かつ美味しくいただけたのだから、よし、としま~す。笑






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする