福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

覚醒剤と韓国語

2013年08月03日 |  〇文化・歴史

청춘에게 각성제를
(時事IN Live)

・・ ・・ ・・ ・・

これは韓国メディア、時事INに掲載された、ある2冊の
書物に関する書評記事の題名
である。

直訳すれば、何と「青春に覚醒剤を」。

ドキッとさせられる表現だが、ここで言う「覚醒剤」とは、
あくまで韓国語的な比喩表現であり、何も実物の
覚醒剤を若者に広めよ、という話ではない。

そんなことをすれば韓国でもりっぱな犯罪である。

しかし、こうした比喩表現が成立するということは、
韓国社会では、それだけ覚醒剤に対するネガティブな
イメージや警戒心が薄い、とは言えるだろう。

もっとも、韓国では日本で言う覚醒剤のことを現在でも
一般に「히로뽕(ヒロポン)」と表現しているので、
イメージの中で「覚醒剤」という漢字語がストレートに
犯罪とは結びつかない、という事情があるのかもしれない。

(詳述は避けるが、「ヒロポン」とは、その昔、日本の
製薬会社が合法的に製造・販売していた覚醒剤の商品名から
来ている言葉だ。)

さて、この「청춘에게 각성제를」。

一体、どう日本語に訳せばよいのか。

読者のみなさんにも、是非、いっしょに考えて見てほしい
問題である。












△「読者を巻き込むな。
うざいんだよ







△「私なら、『青春が社会に目を開く本を』って
訳します。うふ




(終わり)




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