■청춘에게 각성제를
(時事IN Live)
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これは韓国メディア、時事INに掲載された、ある2冊の
書物に関する書評記事の題名である。
直訳すれば、何と「青春に覚醒剤を」。
ドキッとさせられる表現だが、ここで言う「覚醒剤」とは、
あくまで韓国語的な比喩表現であり、何も実物の
覚醒剤を若者に広めよ、という話ではない。
そんなことをすれば韓国でもりっぱな犯罪である。
しかし、こうした比喩表現が成立するということは、
韓国社会では、それだけ覚醒剤に対するネガティブな
イメージや警戒心が薄い、とは言えるだろう。
もっとも、韓国では日本で言う覚醒剤のことを現在でも
一般に「히로뽕(ヒロポン)」と表現しているので、
イメージの中で「覚醒剤」という漢字語がストレートに
犯罪とは結びつかない、という事情があるのかもしれない。
(詳述は避けるが、「ヒロポン」とは、その昔、日本の
製薬会社が合法的に製造・販売していた覚醒剤の商品名から
来ている言葉だ。)
さて、この「청춘에게 각성제를」。
一体、どう日本語に訳せばよいのか。
読者のみなさんにも、是非、いっしょに考えて見てほしい
問題である。
△「読者を巻き込むな。
うざいんだよ」
△「私なら、『青春が社会に目を開く本を』って
訳します。うふ」
(終わり)