韓国外交部は23日、日本メディアの報道を追認する形で、釜山日本
総領事館前に設置された慰安婦像について、別の場所への移転を促す
非公開の公文書を釜山市長、釜山東区長、釜山市議会の3者に発送して
いたことを公表した。
この外交部の発表に対して、市民団体をはじめ韓国メディアや野党は、
総じて「ヲタク」の予想以上に強硬な反発を示している。
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■민주, 소녀상 이전공문 외교부는 "倭(왜)교부인가"
民主、慰安婦像移転公文 外(ウェ)交部は「倭(ウェ)交部か」
(ファイナンシャルニュース)
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中でも、このファイナンシャルニュースの見出しには、苦笑を禁じ
得なかった。
言うまでもなく、「倭(ウェ)」とは日本を指す歴史的用語だが、
蔑称に近いニュアンスを持っている。
さらに、国民日報の次の風刺漫画には、絶望感さえ感じさせられた。
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■[국민만평] 뭐가 다른가?
[国民漫評] どこが違うのか?
(国民日報 2月24日)
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「ヲタク」自身、韓国社会に存在する、慰安婦問題をめぐるこうした
主張や認識には、強い違和感を感じざるを得ない。
と同時に、非常に残念に思うのは、わざわざこうした韓国社会の
メンタリティーと同じ土俵に立ち、韓国社会の暗い情念の火に油を
注ぐような攻撃的な言動に終始している安倍政権の外交姿勢だ。
韓国政府でさえ手を焼く市民団体やメディアの極端な反日的活動や
言動を外交問題化させても、泥沼化は目に見えている。
今さら書くようなことでもないが、「ヲタク」は、日本社会にとっての
慰安婦問題とは、あくまで反省に反省を重ねるべき歴史的教訓だと
考えている。
また、誠実に反省する姿勢を示し続けることでしか、韓国社会の暗い
情念を静めることもできないと考えている。
日本の首相が韓国の大統領に「電話で謝罪」し、「10億円出した」から、
「最終的かつ不可逆的に」解決するような単純な問題ではないのだ。
ただ、「ヲタク」が考える日本社会に必要な誠実な反省とは、何も
韓国社会の誤った認識や非合理な主張に屈服することではない。
日本社会が反省すべき対象は、韓国社会が作り上げた「慰安婦物語り」
ではなく、あくまで検証可能な歴史的事実に対してだけだ。
結果的に植民地の10代の少女も含む多くの貧しい女性たちを、
日本軍が設置し管理する慰安所に、前借金などの人身売買を通じ大量に
動員するシステムを作った責任は、まぎれもなく当時の日本政府に
あったのだ。
そのシステムの中に、一切の強制性がなかった、つまり、全ての
慰安婦が自発的な売春婦だった、などという主張は、犠牲者の人間性を
再び冒涜すると同時に、日本の国家的信用を再び地に落とす、別の
意味での「慰安婦物語り」でしかない。
(終わり)