いわゆる「アベ嫌い」という一点において、大半の韓国メディアと
「ヲタク」の気持ちは完全に一致している。
今回の衆議院選挙において、北朝鮮の脅威を煽りながら圧勝を
収めた安倍首相を見つめる大半の韓国メディアの視線は、警戒心に
満ちている。
韓国や中国に対しても、特に歴史認識をめぐり、謙虚さのかけらも
感じさせない攻撃的な姿勢を取り続けてきた当然の帰結だろう。
△京郷新聞 10月24日付時事漫画
ここでは、京郷新聞の10月24日付時事漫画を記録しておきたい。
現在、韓国では日本の政治状況よりも、飼い犬による相次ぐ噛みつき
事故に世間の関心が集まっている。
そうした世相を風刺する意図があるようだ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
小選挙区制の「魔力」(多党制の中では比較第1党が圧倒的に有利に
なるマイナス面)が大いに力を発揮し、自民党が圧勝を収めた今回の
日本の衆議院選挙。
韓国メディアでは、北朝鮮の核・ミサイル問題を「国難」と位置づけ、
最大限、「北風」(北朝鮮の脅威)を利用した安倍政権の選挙戦略が
図に当たったとの論調が目立つ。
△10月24日付韓国日報
10月24日付韓国日報の時事漫画にも、そうした見方がよく表れて
いる。
確かに、選挙期間中、日本のテレビやネット(YouTubeなど)で、
「国難」に立ち向かい「この国を守り抜く!」と役者然と訴える
安倍首相の選挙CMを、「ヲタク」自身、うんざりするほど
目にした。
しかし、今回の衆議院選における比例区の得票率だけを見ると、
日本の民意が必ずしも、自民党の圧勝を望んでいたわけでない
ことは明白だ。
△比例区得票率は全国統計
社民・リベラル勢力を支持している「ヲタク」は、韓国日報の時事
漫画に、比例区での得票率を書き加えてみた。
ちょっとした憂さ晴らしである。
日本の社民・リベラル勢力には、「大政翼賛」的な保守2大政党制への
流れを何とか阻止し、多くの国民とともに日本の民主主義を発展させて
行ってほしいものである。
(終わり)
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