福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画とトンネル崩壊

2018年03月04日 |  〇映画・映画音楽

터널トンネル 闇に鎖(とざ)された男」 2016年 〇〇〇--
(131)



2016年、710万を超える観客を動員したヒット作(年間4位)。

崩落したトンネルの中に閉じ込められた男が、絶望の淵から生還を
果たすまでの物語。

手抜き工事や設計と異なる施行、人命軽視の風潮など、韓国社会の
負の側面に対する風刺も盛り込みながらの展開に、ぐいぐいと
引き込まれた。

非常に見ごたえのある映画だった。

럭키    「LUCK-KEY ラッキー」 2016年  〇〇〇--

(130)



2016年、690万を超える観客を動員したヒット作(年間6位)。

日本映画「鍵泥棒のメソッド」のリメイク版。

笑いあり、スリルあり、感動ありの実に見ごたえのあるラブコメディ
であった。

써니 サニー 永遠の仲間たち」   2011年  〇〇〇--

(129)



2011年、730万を超える観客を動員した大ヒット作(年間2位)。

女子高時代、「サニー」という名の仲良しグループを作っていた
オバちゃんたちの過去の友情が、20数年後の現在に復活する。

この映画は、オバちゃんたちだけではなく、疲れた中高年男も含め、
観る者全てに、日常の生活の中でついつい忘れてしまいがちな大事な
ことを思い起こさせてくれる。

オバちゃん曰(いわ)く、全ての人に歴史があり、全ての人が自分の
人生の主人公なのだ。


베를린  「ベルリンファイル」   〇〇〇--
(128)



2013年、710万を超える観客を動員したヒット作(年間4位)。

ドイツのベルリンを舞台に、南北朝鮮を軸に各国の諜報員たちが
繰り広げるアクション映画。

主人公は北の英雄的工作員でありながら、本国の権力抗争に巻き込まれ
裏切り者として粛清される立場に。

彼は妻と妻のお腹の中の子どもを守るため、韓国への「転向」を
決意し、韓国の諜報員とともに北の諜報員と戦う。

しかし、妻は北の諜報員に殺され、北との平和的共存を優先する
韓国政府は、彼の身柄を北に渡すことを決めた。

上部の命令を拒んだ韓国の諜報員が彼を逃がし、彼が妻と子の復讐に
向かうところで映画は終わった。

인천상륙작전        2016年        〇----   
オペレーション・クロマイト( 仁川上陸作戦)」 

(127)



2016年、700万を超える観客を動員したヒット作(年間5位)。

朝鮮戦争における仁川上陸作戦を題材にした戦争映画。

困難な上陸作戦を成功に導いた韓国軍諜報員らの超人的な大活躍
(フィクション)が英雄的に描かれている。

「クッポン」(理性が麻痺した愛国主義)映画との批判を呼んだ
映画の一つである。



(終わり)