福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

西部劇と韓国と満州

2018年03月05日 |  〇映画・映画音楽

좋은 놈,나쁜 놈,이상한 놈
グッド・バッド・ウィアード」  2008年    ----- (133)



2008年、660万を超える観客を動員したヒット作(年間1位)。

映画の英語題名が物語っている通り、西部劇の名作「続・夕陽の
ガンマン
」(The Good, the Bad and the Ugly、1966年)の
パロディのようなアクションコメディ。

1930年代の満州を舞台に3人の朝鮮人ガンマン(?)が、秘密の宝を
追うという摩訶不思議な物語り。

最後まで見るのに苦痛を感じた映画だった。

늑대소년 「私のオオカミ少年」  2012年 〇〇〇--
(132)



2012年、660万の観客を動員したヒット作(年間3位)。

江原道華川の山荘で療養生活を送る少女とオオカミ少年の心の交流と
悲しい別れを、メルヘンチックに描いた映画。

現在はアメリカに暮らす老女の回想として物語りが展開する。

映画の終了まぎわ、江原道の山荘で数十年ぶりの再会を果たす老女と
オオカミ少年。

全く年を取っていない美形のオオカミ少年が、老女に対して「君は
全く変わっていない。きれいだよ」と語りかける。

「ヲタク」にはゾクッとするほど気持ちの悪いシーンだったが、この
映画が多くの女性の心をつかんだ理由がわかったような気がした。



(終わり)