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韓映画とシングルマザー

2018年07月05日 |  〇映画・映画音楽

세븐데이즈セブンデイズ」 2008年 〇〇〇--
(324)




2008年、200万を超える観客を動員したサスペンス映画(年間9位)。

物語の舞台はソウルだが、裁判所やホテル、カーチェイスのシーンなど、
主要なシーンがプサンで撮影されている。


△釜山市東区子城高架道路(映画より)

1人娘を変態男に殺害されたシングルマザーが、裁判で男の無罪
放免を画策し、成功させる。そして、自由になった変態男を拉致、
監禁し、徹底的な制裁(殺害)を加えた上で自首する。

ただ、それは、あくまで終盤のどんでん返しの結果、明らかになる
話であって、映画の主役は、シングルマザーの画策に巻き込まれ、
男の無罪を勝ち取るために奮闘させられた、同じくシングルマザーの
女性弁護士。

シングルマザーが登場する映画は決して珍しくはないが、この映画の
ように、2人のシングルマザーが表と裏の主役を務めた映画は珍しい。

「私刑」を肯定する気は全くないが、映画自体は実に見ごたえのある
サスペンスであった。



(終わり)



 

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