福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

中国語36点、露語38点

2018年11月16日 |   〇中・露・越語

11月15日(木)、韓国では2019年度の大学入学共通試験が行われた。

プサン市草梁洞の中華街(ロシア系店舗が多い)との関わりから、
中国語やロシア語も学習している「ヲタク」は、今年も、共通試験の
第2外国語(日本の中学英語レベル)領域で実施された「中国語Ⅰ」と
「ロシア語Ⅰ」の問題に挑戦してみた。


△第5時限 第2外国語/漢文領域(ロシア語Ⅰ)より

ともに、全30問50点満点(40分)の試験である。

中国語は36点(72%)



△「中国語Ⅰ」自己採点の様子

なぜか、中国語は36点(72%)しか取れず、昨年の37点を下回って
しまった。

この1年間、ネイバーの中国語講座を中心に、それなりに真剣な
学習を積んできていただけに、この結果には、少なからずショックを
受けた。

韓国の大学入学共通試験で45点(90%)以上取れるようになったら、
日本の中国語検定の2級に挑戦しようと考えているが、そう簡単な
道のりではなさそうだ。

■ロシア語38点(76%)!



△「ロシア語Ⅰ」自己採点の様子

昨年は無残にも0点だったロシア語で、信じられないことに38点
(76%)も取れた。

30年以上も聞き続けてきた車の中の
KBS釜山放送(カーラジオ)を、
ロシア語教材のリスニングCDに切り替えた、「ヲタク」の本気度が、
ついに実を結んだということか。

それにしても、1年間の学習で0点、2年間の学習で38点(76%)は、
ちょっと極端すぎる。

まるで長い間、沈黙を続けてきた赤ちゃんが、2才ころになって、
急に言葉を操るようになる過程を、50過ぎのオヤジが外国語で
追体験しているような不思議な話である。

この冬のプサン訪問では、大好きな草梁の中華街で、今までにも
増して、おいしいロシア料理にありつけそうな予感がする。




(終わり)


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韓国映画500本鑑賞

2018年11月16日 |  〇映画・映画音楽

타클라마칸  「(直)タクラマカン」 2018年   〇〇〇--
(500)



昨年の年末から数えて500本目の鑑賞となる韓国映画は、2018年
3月に公開された新しいノワール映画。

ソウルの下町で、闇金業者の取り立てに追われながら「トウミ」
(派遣型風俗コンパニオン)として働いていた女性が、カラオケ
サロンで客の相手をした後、初めて客とホテルに行く(闇売春)

しかし、事が済んだ後、ホテルで寝込んでしまい、目が覚めると、
客の男は、一旦払った代金を彼女の財布から抜いて消えていた。


△映画の舞台は、ソウルの大規模再開発地区周辺の街(映画より)

憤懣(ふんまん)やるかたない彼女だったが、数日後、大規模な
再開発工事が進む、殺風景な造成現場を通りかかり、偶然、現場の
廃アパートから便器などをトラックに回収していた客の男と
鉢合わせする。

会社社長をかたっていた客の男は、実際は会社をリストラされた後、
リサイクル品の回収で生計を立てている、普段は実直な男だった。

いきなり男を口汚く罵(ののし)る女と、男を無能呼ばわりしながら、
一人息子を連れ家を出て行った妻が重なり、男は、女を黙らせたい
衝動に駆られる。

そして、理性を失った男は、手にしていた鈍器で思いっきり女性を
殴る。その夜、男は雨に濡れながら、闇に紛れて女性の死体を工事
現場に埋める。

見る者に、冷たく乾いた虚無感を抱かせる映画であった。

「迷い込んだら二度と出れない死の砂漠」(タクラマカン)は、
タリム盆地だけではなく、ソウルにもある、ということか。



(終わり)



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