■비스티걸스 「ビースティ・ガールズ」 2018年 〇----
(795)
2018年に公開されたインディーズ系映画。
△俗に「テンプロ」と呼ばれる高級個室クラブ(映画より)
芸能事務所と連携しながら運営されている高級個室クラブを舞台に
繰り広げられる、女の友情と闘いの物語。
「ヲタク」の趣向には合わない映画だったが、物語の展開には、
そこそこ引き込まれた。
なお、この映画でも、女性を店に縛りつける手段としての「マエキン」
(前借金)なる日本語由来の俗語が頻繁に登場していた。
■비스티 보이즈 「ビースティ・ボーイズ」 2008年 〇----
(794)
2008年に公開され、71万を超える観客を動員した映画。
主人公は、ソウルのホストクラブで働く2人の男。
△歌舞伎町の韓流ホストクラブでホストをする男(映画より)
1人は、あらゆる嘘をつきながら複数の女性を金ヅルにしたあげく、
うそがばれてしまい、逃げるように日本の歌舞伎町に渡る。
もう1人は、客として出会った1人の女性(後に風俗嬢であることを
知る)と愛し合う関係になったが、彼女に愛想をつかされる。
そして、彼女の心が自分に戻ってこないことに絶望し、彼女を
刃物で刺し殺してしまう。
何とも虚無的な内容の映画であった。
(終わり)