福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画と日韓高速船

2019年09月27日 |  〇映画・映画音楽

미쓰GO 「ミスGO」 2012年  〇〇〇--
(806)



2012年に公開された犯罪コメディ。物語の舞台はプサン。


△釜山港大橋はまだ建設中(映画より)

パニック障害に苦しむ30代のさえない独身女性(標準語話者)が、
全く無関係の麻薬取引に巻き込まれてしまい、命まで狙われる
ハメになる。

しかし、窮地に追い込まれた彼女は、過去、千冊を超える推理
小説を読破した経験と知識を生かし、犯罪組織と汚職刑事らを
手玉に取り、まんまと大金をせしめることに成功する。


△旧国際旅客ターミナルが登場(映画より)

そして、病気まで克服した彼女は、せしめた大金を持って、仲の
良い後輩(釜山方言話者)が留学中の日本(大阪)に高飛びする。

けっこう笑える、面白い映画だった。


△旧ターミナルと関釜フェリー(映画より)

さらに、この映画の場合、物語の本筋とは無関係のところで、
「ヲタク」をもっと楽しませてくれた。

「ヲタク」が30年以上(回数にして100回以上)もお世話になった、
昔の国際旅客ターミナルが登場したこともうれしかったが、最も
興奮させられたのは、港内を走る日韓高速船、ビートル号の姿に
気づいた瞬間だった。


△白い航跡を引きながら港内を低速航行する日韓高速船(映画より)

韓国映画に登場する日韓高速船を見たのは、おそらくこの映画が
初めてだ。




(終わり)