チャジャン麺と機関銃

■성냥팔이 소녀의 재림 「マッチ売り少女の再臨」 〇－－－－
（１５９７）



中華の配達夫をしながらプロゲーマーになることを夢見る
青年がライター売りの少女に恋をし、巻き起こる、幻想的で
ナンセンスなアクション・ラブコメディー。2002年の公開。


△青年が働く中華料理店（どこかで見たチャジャン麺シーン）

ブログ主の趣向には全く合わない映画だったが、こだわりの
チャジャン麺が登場する映画だったので、それなりに満足度の
高い映画だった。


△受付で配達間違いを冷たくあしらわれる主人公

非常に印象的なシーンもあった。


△主人公は強烈な怒りを何とか抑え、退散

それは、主人公が、ある会社のオフィスに配達に行ったシーン。

窓口の女性に「誰も注文していないから早く出ていってくれ」と
冷たくあしらわれた主人公が、妄想の中で怒りを爆発させた。


△「チャジャン麺で撃たれてみるか？」と妄想のマシンガンを手に取る

彼は、無責任に、あるいは単なるイタズラで出前を注文した
連中に対し、妄想のマシンガンをド派手に乱射したのだった。


△妄想のマシンガンを乱射し、不誠実な客たちに制裁を加える主人公

何ともシュールなシーンだった。


（終わり）

教室でチャジャン麺

以前、コミカルタッチの韓流社会派映画「ザ・キング」には、
チャジャン麺（韓国式ジャージャー麺）が一度しか登場しない、
と書いたことがあった（関連記事）。

つい先日、韓国のネット世界で目にした「ザ・キング」に関する、
とある動画をきっかけに、ブログ主のその観察記録が、とんでも
ない間違いであることに気づかされた。

同作品には、中華料理店でのチャジャン麺関連シーン以外にも、
もう一つ、非常に重要かつユニークな関連シーンがあったのだ。

今となっては、なぜこれほど重要なシーンを見落としたのか、
自分でも不思議に思うくらいの大失態である。

主人公は、高校生時代、成績が急上昇したことを担任教師から
カンニングと決めつけられた上、殴る蹴るの激しい体罰を受けた。


△担任教師に蹴られる高校生時代の主人公

その後に続くのが件（くだん）の重要シーンである。

以下は主人公の独白である。

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선생님은 빈교실에서 나혼자 시험을 보게 한 후에도 성적이 좋자
짜장면에 탕수육까지 사주며 사과를 했고.....난 당당히 서울대에
들어갔다.


△教師たちに囲まれ、教室で堂々とチャジャン麺を食べる主人公

「先生は、空き教室に僕１人を入れて試験を受けさせても、僕が
いい点数を取ると、チャジャン麺に酢豚までごちそうしながら、
僕に謝った。......そして僕は、堂々とソウル大に入った。」
（上記独白の日本語訳）


△チャジャン麺を食べながら疑いが晴れたことを喜ぶ主人公

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これまで様々なチャジャン麺登場シーンを観察してきたブログ主
ではあるが、高校の教室で堂々と出前のチャジャン麺を、しかも
担任教師のおごりで食べた高校生など見た記憶がない。

繰り返しにはなるが、ブログ主は危うく、非常に重要かつユニークな
チャジャン麺関連シーンを見過ごすところだった。

チャジャン麺ウォッチャーとして猛反省が必要である。



（終わり）