△映画の舞台は中華料理店(主人公の店)と教会がある江原道の田舎町
韓国映画とチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)の関係にこだわり
続けるブログ主が、今回、取り上げる映画は、1999年に公開された
ホラーコメディの「新装開業」(鑑賞番号1110)。
△ライバル店に入り、1杯目のチャジャン麺を前にした男
この映画には、主人公のライバル店で1度に6杯のチャジャン麺(韓国式
ジャージャー麺)を食べる脇役の男が登場した。
△あまりのおいしさに感動し、泣きながらチャジャン麺を食べる男
脇役とは言え、1度に6杯のチャジャン麺と言えば、その数量において、
「ヲタク」の韓国映画観察史上1位タイの大記録である(※関連記事)。
△チャジャン麺を食べすぎお腹が膨れ、歩けなくなった男
今回は映画の中でも、特にこの男に焦点をあて、少し詳しく紹介して
みたい。
△食後、よろめきながら一目散に薬局に駆け込む男
この男の場合、あまりのおいしさに6杯ものチャジャン麺を食べた後、
お腹がパンパンに張ってしまい、すぐに近所の薬局に飛び込んだ。
△薬局に駆け込み消化剤ドリンクを処方してもらった男
消化剤を飲むためである。
△指を6本立てながら、チャジャン麺を6杯も食べたとアピールする男
そして、自分が消化剤まで飲むに至った理由を、薬局で休憩していた
客らに身振り手振りで説明した。
特に「6杯も食べた」と語るシーンでは、しっかりと6本の指を立てながら
「6」という数字を強調して見せた。
△自分の股間を抑えながらチャジャン麺の思わぬ効能を説く男
さらに後日談として、男は、その店(主人公のライバル店)のチャジャン
麺を食べるようになって以来、男性機能が驚くほど強化され、女性にも
もてるようになり結婚することもできた、と自慢した。
この男の場合、極端に誇張されたコミカルなキャラクターではあったが、
こうした男が存在感を発揮できるのも、韓国社会に広範に存在する
チャジャン麺愛があったればこその話なのである。
(終わり)