福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

映画のチャジャン麺に唾

2025年02月20日 |  ┣銀幕のチャジャン
보스 상륙 작전  「ボス上陸作戦」 〇〇〇〇-
(2195)



2002年に公開されたコメディ映画。

汚職検察の再建を託された新検事総長が、大統領選挙で財界から裏組織を
通じて有力候補者に流れる裏金ルートの解明を目指し、「ボス上陸作戦」と
銘打った秘密捜査に乗り出す。

検察と警察は、職員の中からメンバーを選りすぐり、厳しい(?)訓練の
後、彼女らをホステスやウェイター見習いに仕立て上げ、監視・盗聴装置が
完備された新設の高級ナイトクラブに送り込む。

そこにワケありの人気ホステスや凄腕ウェイターを高報酬でスカウトし、
ワケありホステスに片思いしている裏組織の大物(ナンバー2)をクラブに
おびき寄せ、情報を盗み取る、という作戦だ。

いざ作戦が始まってみると、肝心の検事(ウェイター見習い)がワケあり
ホステスに心を奪われたり、女性警官(ホステス)の2人が裏組織の大物や
ウェイターに恋心を抱いたりと、ハチャメチャな紆余曲折を経て、結局、
裏金の流れが解明され、捜査は大成功を収める。

そして、敵味方入り乱れた異業種間の人間(恋愛)関係も、最後は落ち着く
ところに落ち着き、それぞれがしっかり恋を成就させ(例えばナンバー2は
女性警官と獄中結婚)ハッピーエンド。

全く肩の凝らない、楽しく笑えるコメディ映画だった。


△豪華な高級中華料理店

ところで、この映画では、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式
ジャージャー麺)が、一度だけ登場した。


△会長は、高級な料理よりチャジャン麺が好き

国会進出を目指し、有力な大統領候補への裏金提供を準備していた
裏組織の会長(ナンバー1)とナンバー2が、高級な中華料理店で会食
するシーンだった。


△豪快にチャジャン麺をすすり上げる会長

会長は高価な料理よりもチャジャン麺が好き、という、意外に素朴で
質素な好人物として描かれていた。

ブログ主の場合、会長が派手にチャジャン麺をすすり上げるシーンでは、
条件反射的に口の中に唾液が分泌されてしまった(実は、このブログ
記事を書いている今も・・)。韓国映画の中のチャジャン麺観察が高じて、
ついには、自分自身がチャジャン麺好き(ただし、ミニ酢豚とセット)に
なってしまっているのだ。

これぞまさしく、ミイラになってしまったミイラ取りの姿である。



今年は、夏と言わず、春にでも時間を作ってプサンに渡り、チャジャン麺と
ミニ酢豚のセットをじっくり味わってみたいものだ。

(終わり)

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