■넘버 3 「ナンバー3」 〇〇〇--
(1081)
1997年に公開された異色の社会派コメディ。
組織の内部抗争でボスの命を救い、組織ナンバー3の
地位にまでスピード出世したヤクザの男が主人公。
ある時、彼はボスから、ボスの逮捕に執念を燃やす
1人の検察官の暗殺を命じられる。
△チャジャン麺を食べる検察官
しかし、彼は結局、ボスを裏切り、逆に検察官の
ボス逮捕に協力する。
△ソン・ガンホ<左>扮する対立組織のヒットマンもチャジャン麺
そして、その見返りとして、妻子とともにアメリカに
移民する道が保障された。
なかなか見ごたえのある映画だった。
△旅館の部屋に配達されたチャジャン麺と餃子はラップされている
それにしても、この映画でも、しつこいほどチャジャン麺
(韓国式ジャージャー麺)のシーンが登場した。
△別の中華料理店でもチャジャン麺。他に食べるものはないのか?
「ヲタク」としても、しつこく観察を続けていくしかない。
△竹島問題で場の雰囲気を乱した日本ヤクザのボス、ワタナベ
加えて、この映画で印象に残ったのが、ソウルを
訪れた日本の友好組織のボス、ワタナベが、酒の席で
「竹島は日本の領土だ」と言い張り、緊張が高まった
シーンだった。
△通訳(左)は語学スクールで韓国語を学んだという日本人
個人的にはその前段で、大のホヤ(멍게)好きの
ワタナベが、唾のかかったホヤをそれとは知らずに
食べさせられた時点から、「ヲタク」は彼に同情的
だった。
△日本人ヤクザのホヤに唾を吐く調理人
いくら映画とは言え、人の食べる料理に唾を
かけるなど、料理人、いや人間として失格である。
笑えないばかりか、見ていて不愉快になった。
(終わり)
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