△「我、プサンにあり、ゆえに我あり」
2023年冬のプサン訪問初日、夜。
プサン駅近くの「チャンポン館」で、店の窓に映るブログ主の影を撮影。
世界にとっては、ブログ主が福岡にいようがプサンにいようが、いや、
そもそもブログ主がこの世に存在していようがいまいが、全くどうでも
いい話である。
しかし、いざ当のブログ主にとっては、「今、我プサンにあり、ゆえに
我あり」と言ってもよいくらい、貴重でかけがえのない一瞬一瞬なのである。
かくして、いつもより鋭敏になった非日常的な自意識で、生きている
ことを実感したはずのブログ主ではあったが、実際、「チャンポン館」の
窓に映った影は、思った以上に薄かった。
(終わり)