△ブログ主の最初のベトナム語テキスト
結局、ベトナム語の最初のテキストは、プサンではなく福岡の地元で
購入することになった。
末っ子(大学4年生)につき合って、地元の大型書店に立ち寄った折りに、
語学テキストのコーナーを覗いてみた。そして、その時、手にした1冊の
本の「プロローグ」の部分に関心を引かれたのだ。
△ベトナム語の漢字語は「漢越語」
ブログ主は何もベトナム語を極めようと考えているわけでもなければ、
かと言ってベトナム旅行を楽しむために簡単なベトナム語の知識を身に
着けたい、などと考えているわけでもない。
ブログ主の中で膨らんできているのは、昨今、自分の住む町や故郷の
農村(ともに福岡県内)においても急増している在日ベトナム人に
対する興味。
それに加えて、ブログ主は以前から、日本や韓国と同じく漢字文化圏に
属しているベトナムの言語について、比較文化論的な観点から関心を
持ってきた。(※関連ブログ記事)
この本の「プロローグ」の中で解説されていた「漢越語」なる未知の
用語が、そういうブログ主の興味・関心をピタッと突いてきたのである。
△韓国語や中国語同様、ベトナム語でも漢字の知識が役に立つ
ブログ主は、韓国語のテキストを使ったベトナム語学習へのこだわりを
一旦、引っ込め、漢字と言う日越共通の文化にきちっと目配りをした、
このテキスト(およびCD)を使いベトナム語学習をスタートさせる
ことに決めた。
一般的に漢字が軽視されている韓国の文化的状況の中で、ベトナム語の
初級テキストの中でだけは、例外的にベトナム語と漢字の関りが重視
されているとは考えにくい。韓国語のテキストを通じたベトナム語学習は、
もう少し先の楽しみとして取っておけばよいのだ。
とにもかくにも、ブログ主が目標とするのは、初級レベルのベトナム語の
習得。
ベトナム語は、ほぼ間違いなく、ブログ主が挑戦する人生最後の外国語に
なる。韓国語、そして中国語やロシア語同様、決して先を急ぐことなく、
のんびりと楽しみながら、末永く付き合い続けて行きたいものである。
(終わり)