福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓映画と汝矣島ノワール

2019年06月10日 |  〇映画・映画音楽

여의도   「ヨイド」 2010年 〇〇〇--
(710)



2010年に公開されたインディーズ系のノワール映画。

主人公は、ソウルのヨイド(汝矣島)で働く中堅の証券マン。


△漢江の中州・ヨイドの遠景(映画より)

彼は、父親の入院費を工面するため闇金に手を出してしまい、今は、
返済を迫る業者が家にまで押しかけ、苦しめられている。

ついには、1人息子を妻の実家に預け、妻が体を売ることに。

その上、会社では、信頼していた後輩に裏切られ、成果を横取り
されたあげくに、リストラの対象になってしまう。

そういう時、彼の元に一人の幼なじみ(幻想)が現れ、彼を
救ってくれるという。

その後、彼を苦しめる人物が、次々と殺害されていく。


△別の星に旅立とうとする主人公と幼なじみ(映画より)

最後に、連続殺人の真犯人が自分だと悟った彼は、幼なじみに
導かれ、愛する妻と子どもを残したまま、別の星へと旅立って
いった(投身自殺をした)。

見ごたえはあったが、内容的には実に残酷で、全く救いのない
映画であった。

唯一残された希望があるとするならば、それは、この星に残された
妻子が、せめて幸せに生きて行ってくれることくらいか・・・。



(終わり)


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