2016年夏の甘川洞訪問では、事前に一か所だけ具体的な
立ち寄り先を決めていた。
それは、屋上が展望台になった喫茶店だ。
△喫茶「우인(友人)」
当日、その喫茶店はすぐに見つかった。
その店では、入店後すぐ、カウンターで飲み物の注文と支払を
済ませ、飲み物を受け取ってから、好みのテーブルに向かう
システムになっていた。
「ヲタク」は、カフェラテを注文し受け取った。
後は、飲み物を持って1階のテーブルに座ろうが、屋上の
展望台に行こうが自由。
「ヲタク」は目当ての屋上に上がった。
遠くに甘川湾の入り江を望む眺望は、「ヲタク」が予想していたより
ずっとすばらしかった。
「ヲタク」は、ただただ眼下の景色に見とれ、夢中でカメラのシャッターを押した。
「ヲタク」が思うに、この街には朝焼けが似合いそうだ。
なお、ちょっと気になったのが、この喫茶店よりもさらに高台に
ある展望台の存在だ。
△喫茶「友人」屋上から他の展望台を発見
今回は足を運ぶことを見送ったが、後学のため記録しておく。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△甘川文化マウル入口
2016年夏のプサン訪問で、「ヲタク」は初めて甘川文化マウルを
訪ねた。
△「ヲタク」はバス停の奥から街に入った
「プサンのマチュピチュ」との異名を持ち、近年、観光地として
大きな注目を集めている街である。
もともと、この街の歴史は、朝鮮戦争の避難民たちが甘川湾の
入り江の奥に位置する谷間の斜面を上へ上へと削りながら定着した
「難民村」に始まるとされる。
何としても生き抜こうとする、なりふり構わぬ強烈な個々の意思の
集合が作り上げた街である。
「ヲタク」は、その迫力に圧倒され、しばらく立ちすくんだ。
この街の空気からは、なじみ深い草梁洞の街よりも、さらに強い
切迫感のようなものが感じられた。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2016年夏の草梁洞で、非常にユニークな店名を持つ
テジクッパ店が目にとまった。
「濬」という漢字は日本語では「しゅん」と読むのだそうだ。
韓国語では上記写真の通り「준」と読む。意味は「深い」。
店主の名前にでも使われている漢字なのだろうか?
気になってカメラに収めてしまった。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2016年夏のプサン訪問では、これまでになく、多くのバスに
お世話になった。
△市内バス
経費の節約が1番の理由だ。
現在、タクシーの初乗り運賃は2800ウォン(約280円)。
タクシーに頼りすぎるわけにはいかないのだ。
△急行バス
バスなら市内バスで1300ウォン(約130円)、市内遠距離の
急行でも1800ウォン(約180円)出せば、どこまで乗っても
同一運賃だ。コンビニで「交通カード」を買って使えば、そこから
さらに100ウォン割引になる。
プサン市内には網の目のようなバス路線があり、目的地を通る
路線番号と最寄りの停留場さえ把握しておけば、だいたい10分間隔で
目当てのバスが停留場にやってくる。(※プサン市バス情報管理システム)
夏場になるとどのバスも、クーラーはキンキンにきいている。
△左側が運転席
ところで、今回、市内バスに乗って驚いたことがある。
プサン(韓国?)のバスでは、運転席がかなり頑丈にガード
されているのだ。
理由は車内暴力対策。
△この写真はスマホで撮影したもの
黄色の注意書きには、「バスの運転手に対する暴行はテロと
同じです」とある。
現代韓国社会の世相を物語る一つの現実だ。
(終わり)
△乗船前の帰国便ビートル(プサン港)
2016年夏のプサン訪問と博多港への帰国をきっかけに、「ヲタク」は
高速船ビートルの秘密(?)を知った。
△夕暮れの博多港を走るビートル
今回、「ヲタク」は、「ヲタク」を乗せ博多港の国際ターミナル
(中央ふ頭)に着岸したビートルが、乗客を降ろした後、再び
ターミナルを離れていく姿を、偶然、カメラに収めた。
△夕暮れのターミナルを後にするビートル
行先は夜の対馬海峡であるはずはなく、博多港のどこかで
あるはずだ。
そう思って調べてみた。
△ビートルの「寝床」は箱崎ふ頭6丁目(グーグルマップより)
そして、ビートルには寝床とも言える夜間係留場所が、ターミナルとは
別の場所(箱崎ふ頭6丁目)にちゃんとあることを突き止めた。
△グーグルマップ・フォト(撮影2008年)より
「寝床」まで知ったことで、これまで以上にビートルに親近感を
抱くようになった「ヲタク」である。
(終わり)